親戚の叔母さんからよく聞いた話。
今は70過ぎた叔母さんが10代の頃、仲のいい職場の友達とバス旅行に行く予定だったそうです。
ところが出発の前の晩、真っ赤な顔の天狗さんが山の上で仁王立ちになってる夢を見たそうです。
そして、いざ出発の日。
どういうわけか前日に用意した荷物がなくなり、どんなに探しても出てこなかったらしいです。
友達が誘いに来ましたが、事情を話しキャンセルし、また今度と見送ったんだそうです。
それから数時間後、友達の親が血相をかえて家に来ました。
バスが崖から転落したと駐在から連絡があったんだそうです。
友達の一人は亡くなったらしいです。