笑えるコピペ保管庫

*

スタンダップ

高校の頃、英語の授業に20代前半の結構イケメンなアメリカ人教師が来た。

授業は、一人一人アメリカ人先生に名前を呼ばれ、前に出てマンツーマンで話をするっていう形式。

先生には、授業前に生徒の名前をローマ字に直したプリントを渡してた。

授業が始まると、片言の日本語で挨拶をする先生に女子連中はキャーキャー言っていたけど、それを結構厳しい口調で注意するような真面目な先生だったので、みんな真剣に授業に臨んでた。

授業は順調に進み、結構人気のあった女子の『新保(しんぽ)さん』の番になった。

先生は、それまでやってきたように大きな声で、彼女の名前を呼んだ。

「ジャアツギノヒトネ。ンーーアーー・・・ちんぽ!ちんぽサン!」

生徒は一瞬凍りついた。

教室にいた全員が瞬時に『笑ってはいけない!』と思った。

でも、多分『シンポ』と言っているんだろうけど、どう聞いても日本語の『ちんぽ』だったし、

『それまで片言だったのに、何故よりによって『ちんぽ』の発音だけが、こんなにもネイティブなのか』とか

『何故か『ちんぽ』に敬称を付けている』とか、考えだすとみんな耐えられなくなった。

結局、新保さん以外の全員が爆笑。

新保さんは、顔を真っ赤にしてうつむいていた。

その様子を見ていたアメリカ人先生は、状況が飲み込ていないようなのだが、生徒の一人が、みんなの笑いものになっている状況だけは理解できたのだろう。

突然、般若のような顔になり、その爆笑をかき消すかのような大声で、

「シャァァラッップッ!!」

と、全員を一喝した。

その表情とテンションの凄さに、教室は水を打ったように静まり返った。

しかし、先生の怒りのボルテージは上がったまま。

新保さんの肩に手を置くと、

「ナンデ?ナンデミンナちんぽをワラウ?ちんぽガナニカシタ?」

全員が、

「まず、お前のせいだ。あと男性生殖器の名称を連呼するのをやめてください」

と思っていたと思う。

その後、慰めようとしたのだろう。

先生は、やさしい口調でうつむいて座っている彼女に語りかけた。

「ちんぽゲンキダシテ。マエニキテクダサイ。ちんぽスタンドアップ!」

新保さんも笑った。

 - 未分類