穴があったら入りたい
日々の怠惰な生活が祟って、太めというより、はっきり言ってデブの域に。
キツくなったワンピース(他に入る服もナシ)を無理矢理着て銀行へ。
カウンターで、足元に落としてしまった判子を拾おうとして屈んだら、ブチッ!というかビリッ!というか、とにかく背中のファスナーが弾けてしまった。
一瞬、頭の中が真っ白に。
そこで本来、味方になってくれる筈の身内(息子)が、
「すげー!母ちゃんケンシロウみてぇー」(北斗の拳のファン)と一言。
その一言で、近くに居た今まで笑いを堪えていたんであろう、サラリーマンが堪えきれなくなって顔を抑えながら、
「プグッ!ブホヘホホ、ゲホッ」って感じのなんとも言えない噴出し方をしたもんだから、周りにいた人たちもつられて大笑い。
もう、タイトル通り『穴があったら入りたい』でした。