シークレットサービス
よく家でやってたのが、シークレットサービスごっこ。
猫が起きたら、枕元で
「お目覚めですか?本日も一日お供させて頂きます」でスタート。
猫が部屋出ようとしたら
「お待ちください、今外を確認します」ドアをそっと開けて外をキョロキョロ。
「安全を確認しました。どうぞ」
廊下では、常に猫のそばを歩腹前進して進み、 そして茶の間のゴミ箱の横に差し掛かった時に
「危ぬわぁぁぁぁぁい!!!!」と絶叫し、ゴミ箱を蹴り飛ばしながら、猫を抱っこしてスライディング。
吹っ飛ぶゴミ箱、散乱するゴミ、迷惑そうな猫、満足そうな顔をして横たわる俺。
俺「爆弾です、よくある手ですよ・・・俺、は・・・もう駄目ですけど、あな・・・たが・・・無事で良かっ・・・たっ・・・!」
「えんだぁぁ~~いやぁ~うぃうぃうぃらぁびゅぅ~うぅうぅ~」
アカペラでボディガードの主題歌を熱唱、心の底から嫌そうな顔の猫。
さらにヒートアップして、死んだはずなのに猫と踊りだす俺。
至福の時です。