アナログ人間の親父
アナログ人間の親父
アナログ人間の親父がPCをやりたいと言い出した
PCで何がしたいのかと聞くとインターネットで病気を調べたいとの答えが返ってきた
俺はとりあえず基本的な操作を教えた
親父は要領がいい人だからちょっとの時間で
何の支障もなくネットを徘徊できるまでに上達した
「飽きたら俺に言って。それまで勝手にやっていいから」
俺はそう言って自分の部屋に戻った
3時間後
親父が俺にPCを返しにきた
「何の病気を調べてたの?」
「まぁ色々と・・・」
「ふーん」
親父はリビングに戻っていった
俺は急いで電源をつけ、ネットに接続した
何の病気を調べてたのか知りたかったからだ
もしかしたら親父は病気を隠してるかもしれない
俺の心拍数は一気に上がった、緊張の頂点だ。
そして勇気を振り絞って検索履歴を見た
「あんな真面目な親父が何で・・・」
俺は落胆した、絶望した、涙が止まらなかった・・・
検索してたキーワード・・・それは・・・
「omanko」