「 キッズ 」 一覧
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等価交換
等価交換
俺の中学校時代の話。
俺は1番後ろの席だったんだけど、俺の座ってるその席の後ろで男と女が言い争いしてたんだ。
うるさいなあと思いながら聞き耳を立てると、どうやら女の手が男の股間に触れた、って話で争ってた。
もちろん触った触ってないの水掛け論。
そんなとき、その男が
「お前が触ったんだから俺にも触らせろよ!!!」
こいつ天才かと思った。
ちなみに、触らせて貰えなかったらしい。
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気になる
気になる
スーパー銭湯で入浴してたら、小さな子供が
「ア○ルファ○ク!」って叫んでました。
死ぬほど驚いた。
最近の子供はオマセさんですね。
それどころか、
「お父さん、ア○ルファ○ク」とか言ってました。
お父さんがア○ルファ○クなのか、それとも子供がお父さんにせがんでるのか、気になって仕方がない。
お父さんは顔を真っ赤にして
「しーっ!あとでな!」とか言ってました。
何が「あとでな」なのか全然分からない。
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かみ
かみ
小房の頃、友人2人と駅前でポケモン対戦してたら、
「そんなゲームなんかするよりも、キリストを信仰しなさい」
とか、ハゲ外人に日本語で言われた。
キリストに、そのハゲを直してもらって来いよと言ったら、十字切られて無言で去っていった。
今思うと酷い事を言ったもんだ。
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あえぎ声?
部活をして休んでる最中にどこからか、
「やぁぁぁぁん!!!」
と、喘ぎ声らしき声が聞こえました。
『何だろう』と思い、声の聞こえる所に向かうと女子剣道部の練習中の声でした。
喘ぎ声などと妄想していた自分が悲しいです。
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1999
1999
小学3年の夏、友達の家にあった雑誌で、初めて『ノストラダムスの大予言』を読んだ。
1999年、地球は滅びる。
その頃はまだ1980年代。
と言うことは、まだ私が20代の時に地球は滅びる。
まだ10歳にもならない私は、かなりショックを受けた。
その日から毎晩1日もかかさず、寝る前、神に祈った。
最初は、布団の中で両手を合わせて祈った。
(神様、地球の滅亡をとめてください)
そのうち、祈る姿勢が悪いとダメかもしれないと考え、布団の上に正座して祈るようになった。
(神様、1999年の地球の滅亡をとめてください)
そのうち、ずっと同じ方向ばっかり祈っていると違う方角の神様が気を悪くするかもしれないと考え、毎日、東西南北変えて4回祈った。
(北の神様、1999年の地球の滅亡をとめてください)
(東の・・・)
そしてそれは、いつの日か8方角8回になった。
(南西の神様、1999年の地球の滅亡をとめてください)
祈りはどんどん進化し、それぞれの方角に変わるたびに両手を高くふりあげてお辞儀をしたり、そのお辞儀も各祈りの前1回、後2回という具合に増えていった。
その他、細かいルールがどんどん増えていき、最後の方では祈り終わるまで軽く5分はかかっていた。
夏なんか、うっすら汗ばむほどの運動量だった気がする。
こんな事を小学校を卒業するまで、約3年半毎日かかさず続けた。
親には
「また始まった・・・」
と気味悪がられ、弟には
「くるくる地蔵」
と馬鹿にされた。
それでも(こんな家族をお許しください!神よ!)みたいな気持ちで祈り続けた。
修学旅行の時もやった。
幸い、友達は減らなかったが、かわいそうな目で見られていたような気がしないでもない。
現在、地球が無事なのはイタすぎる小学生の頃の私のおかげだと思う。
