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悪夢
中間テストで、連日徹夜が続いていた。
中間テストの最終日。
もうその日は体力&精神が限界で、学校に行ってテストを受けてもシャーペンが握れないほど眠くて眠くてしょうがない状態だった。
このままでは、今受けてるテストを解いてもまずい結果になりそうだ。
そうだ、少し仮眠を取ろうと思い、机にうつぶせて仮眠した。
仮眠中、潜水艦の中でセーラー服を持参のバッグに大急ぎで詰めてると、突如現れたブラックホールに吸い込まれる夢を見た。
吸い込まれるとき、もう本当物凄い恐怖に襲われた。
夢の中で叫ぶ叫ぶ。
たすけてーーーーーーーたすけてーーーーー
死んじゃうーーーーー死んじゃうーーーーー
からだが…バラバラになりますよ!!(謎の悪魔の声)
恐怖が限界に達したとき、何故か肛門が一気にゆるんだ。
なにかが……なにかが生まれるぅっ!!
「バン!」という破裂音のようなオナラが教室中に響き渡り、このとき腰が少し浮いた。
その衝撃にビックリして凄い速さで立ち上がり、周囲を見渡して
「うわろ、誰だ!!」
ヨダレを食いながら聞いた。
みんな必死に笑いを堪えてた。
俺はすっと冷静に席に座り、目を開くとまだ何も手を付けていないテスト用紙が目に入る。
意識が戻り、慌ててテストを解き始めた。
そしたらチャイムが鳴った。
「はい、回収します」
初の0点だった。
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携帯小説版板垣退助
板垣ゎ走った……
西郷ドンがまってる……でも……
もぅつかれちゃった…でも……
あきらめるのょくなぃって……板垣ゎ……
ぉもって……
がんばった……でも……
岐阜で…刺されて……
イタイょ……ゴメン……
まにあわなかった……でも……板垣死……スッ友…自由は死な……ズッ友だょ…!!
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携帯小説版走れメロス
メロスゎ走った……
セリヌンティウスがまってる……でも……
もぅつかれちゃった…でも……
あきらめるのょくなぃって……メロスゎ……
ぉもって……
がんばった……でも……
ネイル…われて……
イタイょ……ゴメン……
まにあわなかった……でも……メロスとセリヌンゎ……
ズッ友だょ……!!
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走れメロス
「本当に死刑にされると思ってドキドキしたぞ。メロス」
「すまなかった、セリヌンティウス」
「その間ずっとお前の事を考えてたぞ…」
「そ、そうか…」
「時にメロス、吊り橋効果を知っているか?」
「何の話だセリヌンティウス」
「メロスは今好きな人とか、いるの?」
「だから何の話だセリヌンティウス」
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1999
小学3年の夏、友達の家にあった雑誌で、初めて『ノストラダムスの大予言』を読んだ。
1999年、地球は滅びる。
その頃はまだ1980年代。
と言うことは、まだ私が20代の時に地球は滅びる。
まだ10歳にもならない私は、かなりショックを受けた。
その日から毎晩1日もかかさず、寝る前、神に祈った。
最初は、布団の中で両手を合わせて祈った。
(神様、地球の滅亡をとめてください)
そのうち、祈る姿勢が悪いとダメかもしれないと考え、布団の上に正座して祈るようになった。
(神様、1999年の地球の滅亡をとめてください)
そのうち、ずっと同じ方向ばっかり祈っていると違う方角の神様が気を悪くするかもしれないと考え、毎日、東西南北変えて4回祈った。
(北の神様、1999年の地球の滅亡をとめてください)
(東の・・・)
そしてそれは、いつの日か8方角8回になった。
(南西の神様、1999年の地球の滅亡をとめてください)
祈りはどんどん進化し、それぞれの方角に変わるたびに両手を高くふりあげてお辞儀をしたり、そのお辞儀も各祈りの前1回、後2回という具合に増えていった。
その他、細かいルールがどんどん増えていき、最後の方では祈り終わるまで軽く5分はかかっていた。
夏なんか、うっすら汗ばむほどの運動量だった気がする。
こんな事を小学校を卒業するまで、約3年半毎日かかさず続けた。
親には
「また始まった・・・」
と気味悪がられ、弟には
「くるくる地蔵」
と馬鹿にされた。
それでも(こんな家族をお許しください!神よ!)みたいな気持ちで祈り続けた。
修学旅行の時もやった。
幸い、友達は減らなかったが、かわいそうな目で見られていたような気がしないでもない。
現在、地球が無事なのはイタすぎる小学生の頃の私のおかげだと思う。