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忘れ物
前を歩いていた小学生二人。
突然片方が立ち止まり、
「あ!おれ、学校に忘れてきた!」
「え?何を?」
「将来の夢!」(たぶん宿題か何かの題名)
と言って戻って行ったのを見て、ちょうどその後ろを歩いていたおじさん二人が、
「俺も忘れてきた気がするな~」
「気づいても取りに戻れないだろ~」
とか言ってて吹きそうだった。
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ファービー
ファービーを逆さまにぶら下げると、
「オロシテ!オロシテ!」
と泣きわめく裏技を知って試してみたら、ヒモが解けて地面に落下し
「ウオオオオオ」の断末魔とともに目玉が飛び出た。
今まで生きてきて一番トラウマになった。
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悪夢
中間テストで、連日徹夜が続いていた。
中間テストの最終日。
もうその日は体力&精神が限界で、学校に行ってテストを受けてもシャーペンが握れないほど眠くて眠くてしょうがない状態だった。
このままでは、今受けてるテストを解いてもまずい結果になりそうだ。
そうだ、少し仮眠を取ろうと思い、机にうつぶせて仮眠した。
仮眠中、潜水艦の中でセーラー服を持参のバッグに大急ぎで詰めてると、突如現れたブラックホールに吸い込まれる夢を見た。
吸い込まれるとき、もう本当物凄い恐怖に襲われた。
夢の中で叫ぶ叫ぶ。
たすけてーーーーーーーたすけてーーーーー
死んじゃうーーーーー死んじゃうーーーーー
からだが…バラバラになりますよ!!(謎の悪魔の声)
恐怖が限界に達したとき、何故か肛門が一気にゆるんだ。
なにかが……なにかが生まれるぅっ!!
「バン!」という破裂音のようなオナラが教室中に響き渡り、このとき腰が少し浮いた。
その衝撃にビックリして凄い速さで立ち上がり、周囲を見渡して
「うわろ、誰だ!!」
ヨダレを食いながら聞いた。
みんな必死に笑いを堪えてた。
俺はすっと冷静に席に座り、目を開くとまだ何も手を付けていないテスト用紙が目に入る。
意識が戻り、慌ててテストを解き始めた。
そしたらチャイムが鳴った。
「はい、回収します」
初の0点だった。