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シークレットサービス
よく家でやってたのが、シークレットサービスごっこ。
猫が起きたら、枕元で
「お目覚めですか?本日も一日お供させて頂きます」でスタート。
猫が部屋出ようとしたら
「お待ちください、今外を確認します」ドアをそっと開けて外をキョロキョロ。
「安全を確認しました。どうぞ」
廊下では、常に猫のそばを歩腹前進して進み、 そして茶の間のゴミ箱の横に差し掛かった時に
「危ぬわぁぁぁぁぁい!!!!」と絶叫し、ゴミ箱を蹴り飛ばしながら、猫を抱っこしてスライディング。
吹っ飛ぶゴミ箱、散乱するゴミ、迷惑そうな猫、満足そうな顔をして横たわる俺。
俺「爆弾です、よくある手ですよ・・・俺、は・・・もう駄目ですけど、あな・・・たが・・・無事で良かっ・・・たっ・・・!」
「えんだぁぁ~~いやぁ~うぃうぃうぃらぁびゅぅ~うぅうぅ~」
アカペラでボディガードの主題歌を熱唱、心の底から嫌そうな顔の猫。
さらにヒートアップして、死んだはずなのに猫と踊りだす俺。
至福の時です。
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バイク屋
ホンダのバイクを
ヤマハに持ち込む:まぁ、ホンダも直せなくはないけどね
スズキに持ち込む:ツマラン、どこかに細工してやろうか・・
カワサキに持ち込む:出てけゴルァァァァァァァァァァァ!!
ヤマハのバイクを
ホンダに持ち込む:おぅ、ヤマハさんのバイクか
スズキに持ち込む:打倒ホンダの僚友だ、バッチリ直してやるぜ
カワサキに持ち込む:けっ、優等生バイクか
スズキのバイクを
ホンダに持ち込む:けっこう癖のある作りしてんだよね
ヤマハに持ち込む:スズキさんか・・部品取り寄せとか大丈夫かな
カワサキに持ち込む:スズキか、最近小奇麗にまとまっちまいやがって・・
カワサキのバイクを
ホンダに持ち込む:カワサキか・・
ヤマハに持ち込む:カワサキか・・
スズキに持ち込む:カワサキか・・
カワサキに持ち込む:カワサキか・・
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硬派の鳶職
硬派の鳶職
18の時に、神社の足場を、親方の奥さんと2人で組んでいたら、美人の巫女さん2人が休憩しませんか?とお茶を持ってきてくれた。
当時、童貞で硬派を気取っていた俺は、無言で足場(3メートル)から飛び下りたが、3超ロングのニッカ服だった為、裾をひっかげて宙ぶらりんになったあげく、ズボンが脱げてしまい、足場で顔とお腹を強打しつつ、下半身丸出しで巫女さんの前に投げ出された。
落ちた時に、体の側面を強く打ってしまい、ブッ!と屁をこきながら軽く失禁してしまった。
痛くて意識が朦朧としていたが、オシッコだけは止めようと思ったが、チョロ…チョロチョロと垂れ流し状態に…
帰ってから泣きながらオ●ニーした。
あの時の巫女さんの顔が今でも忘れられない…
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トウチャン…
トウチャン…
小2で母親が死んで三年経ったとき、テレビでお母さん特集みたいなの見てたら親父が「なあ、お前新しいお母さん欲しい?」って言ってきた。
俺は親父に彼女ができたんだと思って、本当はいらないって言いたかったけど、とっさに「わかんない」って変なこと言った。
そしたら親父が「いらないよな。そうだろ?俺もいらねえよ。周りは結婚し直せってうるさいけど冗談じゃねえってんだよ。俺の女房はあいつだけだよ。お前のお母さんもあいつだけだ。そうだろ?」って答えたんだ。
俺はこれ聞いて、涙声で「うん」って答えて自分の部屋行って、母親の写真眺めながら号泣した。
その一年後、親父はフィリピン人と結婚した。
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英雄
英雄
俺たちの世代最強のネタ小僧、S木という男がいた。
「男子の髪は耳にかからない程度の短髪」と校則が変更された際にはモヒカン刈りで登校し、「制服スラックスのスリム・ドカン改造禁止」とされれば’60年代テイストのパンタロン型に改造する。
そして3年生の春、身体検査が行なわれ「男子はジャージを上下脱ぐこと」と連絡用プリントに明記されていた。
その学校では男子は体育館で、ひとまとめに行なわれる(女子はクラス別に保健室)のだが、俺たちのクラスを受け持つのは30代前半くらいの若い女医。
スリムでなかなかの美人だった。
行列に並びながら仲間と「おい、たまんねーな」とふざけていると、にわかに体育館の後ろの方が騒がしくなった。
そしてそのざわめきは次第に大きくなり、やがて大歓声へと変わっていた。
大歓声に包まれながら現れたのはやはりS木。
しかも彼はジャージの上下どころかパンツや靴下、シューズも身に付けない文字通りの「全裸」で登場。
さらに彼の股間のワルサーP38はM16ライフルへと進化(勃起)していた。
「パンツを穿く事を義務付ける」…これを書き漏らした学校側のミスを彼は見逃さなかったのだ。
怒張するペニスに狼狽する女医に向かい歩を進めるS木。
体育館は「S木コール」に包まれた。
