「 ほっこりする話 」 一覧
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たまのこし
たまのこし
資産家のボンボンと結婚する嫁の友人から披露宴の招待状が送られてきた。
嫁はしばらく招待状を眺めてからこう言った。
「たまのこしって、どんなたまをのこすのかな?」
嫁よ、『玉残し』じゃない。
『玉の輿』だ!
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香港旅行のおみやげ
香港旅行のおみやげ
高校生の頃。
母親が香港へ社員旅行へ。
「なんでもいいからブランド物のバッグを買ってきてほしい」
と頼んだのだが、母が旅行先から国際電話を掛けてきて
「買ったよ~バッグ~。ジャッキー・チェンのお店で!」
と朗らかに言い放った。
バッグを楽しみにしていた私は、母からの電話を切ったあと全身の力がわなわなと抜け、
「なんでジャッキー・チェンの店で買うの・・・!」
と思わず泣き崩れてしまった。
今思うと、しょうもないことで泣いたものだなあと思う。
バッグは上等の皮製で、はめこまれた小さなプレートにジャッキーのシルエットが刻印されていました。
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幼馴染の旦那さん
幼馴染の旦那さん
数年前、私の幼馴染が(当時:三十路前半♀)アメリカから旦那さん候補を連れて帰国する事になった。
おばさんは毎日のように我が家に来ては、
「外国人のお婿さんなんてどう接すればいいの?英語なんて喋れないわ。主人亡き後、女手一つでやっと育てたのに、こんな事って…私さんはちゃんと日本の御主人と結婚したのに…」
等々、半ベソかきかき愚痴っていた。
で、幼馴染帰国&婿さん来日。
おばさん直前まで
「挨拶はハローでいいのよね?」
小声でハローx∞練習してた。
おばさんに泣きつかれた私も、おばさんと一緒におばさん宅で二人を待ってた。
しばらくして
「ただいまー」
と、幼馴染が帰ってきた。
婿さん(仮名:ジャック)は金髪碧眼&身長190?を超える大男。
頭が天井に届きそう。
見た瞬間、おばさん泣きそう。
どうする私&幼馴染!!!
するとジャック、おばさんの前にキチンと正座して、二パーって感じの笑顔を浮かべ言った。
「わて、ジャック言いますねん。あんじょう可愛がってやってください。よろしゅう…」
そしてペコンと頭を下げた。
あわてて
「あ、ハイこちらこそ…」
と返したが、ジャック…何処で覚えたの?
日本語(特に大阪弁)お上手ね。
え?落語が好き?
偶然ねぇ、私もよ。
(飾り棚にあったジブリグッズを見ながら)え?トトロ好き?
あら、私もよ…。
落ち着いて話してみると共通項が多かったらしく、二人はすっかり仲良しに。
そして最近、何故か幼馴染が我が家で愚痴ってる。
ジャックと夫婦喧嘩すると、ジャックが泣きながら幼馴染の実家へ避難すると。
毎回、おばさんと二人でお茶をしながらジブリDVD鑑賞で盛り上がっているらしい。
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パスタ
パスタ
325 名前:素敵な旦那様[sage]
夕べは久しぶりに仕事が早く終わったので夕飯の支度を手伝った。
下ごしらえが終わり、あとはパスタを茹でるだけ。
子供を風呂に入れるために嫁はキッチンから離脱。
俺がパスタを茹でる事になったのだが、量が分らない。
「どれくらい茹でたらいいの?」と尋ねると、
「父ちゃんのてぃんてぃん位の太さ」とだけ言い残し風呂へ…
そうか…これくらいかな?とパスタを計り茹でたんだが…
風呂から上がった嫁が茹で上がったパスタの量を見て
「ふっwww」って…
食事の時も、いつもより多いパスタに苦戦している俺を見て
「ふっwww」って…
食事が終わって食器をキッチンに運ぶ時、「あぁ苦しい」って言ったら
「ふっwww」って…
お休みって電気を消した後、暗闇の中でも
「ふっwww」って…いつの間にこんな仕返しを覚えたんだろう(泣
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エレベーター
エレベーター
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:ID:MLrkRnkz0
デパートで、5歳の息子に「エレベーター止めといて!」と頼んだら、
息子、エレベーターの前で両手広げて仁王立ち「えーれーべーえーたあああ!」
エレベーターは止まらなかった。