「 ハプニング 」 一覧
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満員電車の騒動
いつものように満員電車に揺られていた。
その日、朝から腹の調子がおかしかった俺は、ケツとケツがお尻合いになってしまってる後ろの人に申し訳ないと思いつつも、屁を我慢しきれずにこいた。
俺的には、肛門をコントロールしながらプススィ~とスカすつもりが、加減を誤って『ブバボン!!』と。
とりあえず、iPod聴きながら知らないフリをしていると、自分から生成されたとは思えない激臭が周囲に立ち込めてきた。
セキこむ者、グフゥー!と嘆く者、様々だった。
俺はとりあえず他人事のように、
「クッサ!」
と漏らしてみたが、横のオッサンと目があって、うなづいたりしてるもんだからたぶんバレてない。
そのうちに(ずっとスカしていたのだが)オッサンが俺とお尻合いになってるOLに、
「あんた、窓あけろ!」
と言い出した。
「責任とれ!」と。
無実の罪をなすりつけられたOL、ファビョるファビョる。
日本語でおk状態。
涙目でブチキレるもんだから、満員電車が一時騒然となる。
「スカートにすごい振動があったからこの人です!!」
と、斜め後ろにいてハンカチを鼻にあてがっているメガネの若いリーマンが次のターゲットに。
「ぼぼぼ、僕じゃない!!」
「スカートに臭いついたらどうしてくれるの!」
「あんたか!」
さらに車内は騒然と。
激しく笑いたい衝動をこらえながら仲裁に入る俺。
「まぁまぁwwww」
腹に力を入れすぎたせいで、そこで油断。
「喧嘩はよくないっすよブヒー」
気づいたら何でか、停車駅の駅員室でOLに泣かれながら『訴える』とか言われてた。
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骨折の原因
小4くらいのとき、マンコが穴だなんて思いもしなかった。
が、年の離れた兄貴のいるTは『ヤッターマンコーヒーライター』などという言葉を知っている、いわば勇者的存在であった。
で、穴があることを知った俺たちだが、どうしてもそれが信じられない。
で、むしろ逆にガキであることを利用して調べようと思った。
ターゲットは音楽の教師である。
美人だった。
今にして思えば20歳くらいだったのではないだろうか。
短大出てすぐだったように思う。
実行はいたって単純。
ガキ特有のカンチョーというあれである。
あれを前に突き刺すというのだ。
ガキなら許されるであろうという勝手な発想だが、たしかにマンコすら知らない奴がほとんどだったからナイスな判断だったろう。
で、実行はTだった。
Tは、なんの躊躇もなくやった。
思い切り。
思い切ってやっちゃいかんだろ、と思った。
なぜにおまえはフルパワーなのだと。
音楽教師は泣いた。
20歳前後という年齢を考えればギャグでもきつい。
ガキからすれば大人だったのだが、今思うと娘だ。
むしろ、処女だった可能性すらある。
すまん先生。
が、Tも泣いていた。
両手人差し指骨折だった。
第2関節より下で折れていた。
もろに刺さったんだと感心した。
やはり勇者だ。
しかも、救急隊員にマンコに指が刺さって折れましたと泣きながら事情を説明していた。
あの姿も相当かっこよかった。
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吉野家
夜の7時前後に腹が減ったから吉野家に行った。
「卵牛並み汁切り」と常連ぶって頼む所を、素で「ただいま」と言ってしまった。
目の前の兄やんが、ブホォッ!と鼻から牛丼を吹いていた。
あれはスマンかった。
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たそがれる
おっさんが橋で、丸いきれいな石拾ってじっと見つめてた。
しばらくして携帯を出して時間確認すると、携帯を川に投げ捨てて、石をポケットにしまった後に、膝から崩れ落ちててワロタ
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コンビニ入場
数年前、ランチを買いに大雨の中コンビニに行った。
自動ドアが開き、店内に入ろうとしたら足が滑り、カーリングの石を投げる人のような格好で入店。
大慌てで立ち上がろうとするも、靴が滑ってうまく起きられない。
ぐっと力を込めた瞬間、バキャッという音とともに180度大開脚。
あまりの痛さに「アァォ!」と大声一発。
パニック状態で上体をひねったら、その格好のままクルーっとターン。
床にひれ伏すようにして足を戻し、ガニマタになりながら退店。
自動ドアが閉まる音と同時に、店内にいた十数人の爆笑が聞こえた。
恥ずかしかったです。