「 思い出 」 一覧
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漢字の刺青
夏期休暇でアメリカに行った際の出来事。
LAで信号待ちをしていると、気の良さそうな2人組のお兄さんが、
「おまえは 日本人か?」
と、気さくに聞いてきました。
「そうだ」
と答えると、
「漢字のタトゥー(刺青)を彫ったんだけど、どういう意味か教えろよ」
と言われ、差し出された腕を見ると『武蔵』と彫ってありました。
「日本で最も有名な剣豪だよ」
と教えてやると、彼は満面の笑みを浮かべていました。
続いてもう一人が腕を差し出すと、そこには『朝鮮』と大きく彫ってありました。
「コリアだよ」
と教えてあげた後の、彼の悲しそうな顔が忘れられません。
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同期の女
ちょっと前の話だが、会社の飲み会の帰りに、同期の女がべろんべろんに酔っ払っていたので仕方なく送っていくことになった。
そしたら、俺のアパート行きたいと言うので仕方なく連れて帰った。
途中のコンビニで買ったビールを俺の部屋で飲んでるうちに、彼女は横になって寝入ってしまった。
同期であんまり色気など感じたことなかったが、寝顔をまじまじと見ると結構かわいい。
眉毛は書いているみたいで、ちょっと薄くなっていた。
暇だったので筆ペンで眉毛を書き足してやったら、突然くわっと目を開き、
「あんた、そんな事する暇があるなら襲ってきなさいよ!」
と、怒られた。
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パイズリ
パイズリ
中学生の頃、家庭科の授業でエプロンの製作があったんだけど、製作用の教材を買うとき、布の柄を一つ選ばなくちゃいけなかった。
水玉とかストライプとか色々あった中で、母は「これがいいんじゃない」と、ペイズリー柄のサンプルを指差してきた。
そのとき、私は思わず、
「ええ~?やだよ。パイズリー柄なんか」
と言ってしまった。
下ネタが苦手な母は表情も変えずにそのまま話を続けてくれたため、私も間違いにナチュラルに気付いてなかったんだが寝る前に、
(パイズリー柄じゃなくてペイズリー柄だった…)
と気付いてしまい、これはネタになると思って(明日友達に言おう)と考えた。
そして次の日。
友達にその間違いについての話をしたら、
「?パイズリって何?」
と予想外の反応をされてしまった。
その反応を見て恥ずかしくなった私は、オブラートに包んで説明しようと思いとっさに、
「私の体じゃ無理なことだよ」
と言った。
友達は「?」みたいな反応をしつつも私が話したがらない様子を察してくれて、それ以上は聞いてこなかった。
その後しばらく経って、体育テストの立ち幅跳びの時、ものすごく跳んでるクラスの人を見て
「すごいね~!私には無理だあ」
と言ったらその友人が、
「パイズリだね!」
と割と大きい声で言ってしまった。
周りの人に聞かれたと思い、焦った私は、
「ちちちち違うよ!そんな単語じゃないって」
と言ったら、
「○○(私の名前)に出来ないことの名前じゃなかったっけ?」
と…
それを聞いたクラスのませてた子達や、男子がニヤニヤし始め、その日からアダ名が貧乳になった。
でも、それまでのアダ名がアマゾネスだったから、かえって良かったと思ってる。
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大神官
消防の頃、友達とドラクエごっこしてて、友達に手を向けた状態で「ベギラマ!」って叫んだら友達の背後にあった民家が爆発した。
ガス漏れだったらしいが、慌てた友達は駆けつけた近所の人に向かって、
「すいません!僕らがやったんです!!」
と叫び、当然のように誤解された俺達は学校に連れてかれて、いろんな人から殴られた。
親父が土下座して謝ってたのが印象的だった。
その後、消防署の人が冤罪だと証明してくれたので前科者にはならずに住んだが、中学上がるまで俺のあだ名はハーゴンだった。
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パンティーマジシャン
学生時代、体育の時間ジャージに袖を通したら、洗濯の時に母ちゃんのパンツが入ってたらしく、勢い良く飛び出た。
それからあだ名はパンティーマジシャンになった。