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格言
格言
「お前は見られている」が宗教。
「見られていなくても」が道徳。
「どう見ているか」が哲学。
「見えているものは何か」が科学。
「見えるようにする」のが数学。
「見ることが出来たら」が文学。
「見えている事にする」のが統計学。
「見られると興奮する」のが変態。
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お父さんの会社
お父さんの会社
小学校入る前の年末。
父親の『会社』で餅つき大会があった。
寒いのにみんな汗かいてて上半身裸。
獅子、龍、牡丹、鯉・・・もれなく背中に絵が描いてある。
そのあと「寒いから中入る?」って言われて、やさしい若いお姉さんと一緒に『事務所』に入った。
当時はまだ珍しい暗証式の厚い扉、窓には全て柵。
ばかでかい神棚があって、壁一面の提灯、監視カメラ・・・
故人と思われる、恐い顔のおじいちゃんの写真も飾ってあった。
『事務所』に入っても、すぐ真っ直ぐ侵入できないように柵が二重に仕掛けられていたことが不思議だった。
(空港の検問所みたいにジグザグに進まないと入れない構造)
『会社』って厳重なんだなぁ、と当時は思ってました。
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こたつ
こたつ
家具屋でバイトしてるんだけど、外国人夫婦がやってきた。
ソファを探しているようで、奥さんはソファを物色。
旦那は何をしていたかというと、こたつコーナーへ行ってこたつの中にずーっと入っていた。
(こたつの中に潜り込んで首だけ出してる状態)
.。゚+.(・∀・)゚+.゚←な顔して奥さんに
「これいいよ!!いいよ!」
って訴えてた。
結局、予算の都合で旦那の訴えは却下されて
(´・ω・`)な顔になってた。
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神はいる
神はいる
昔、俺が本屋でエロ本を物色していた時、店の外から
「あ、お兄ちゃん!」
と声がした。
見れば3歳下の幼馴染の女子高生が、店の前に自転車を止めている。
俺の周りの何人かは一般書コーナーへ素早く立ち去ったが、俺はエロ本片手に絶対絶命な状況だった。
しかし、店の中に入ってこようとするその後ろで、止めた自転車が将棋倒しに。
慌てて戻る幼馴染。
余裕でエロ本を棚に戻して
「しょうがないなぁ」
と手伝いに行く俺。
神様は居ると確信した出来事だった。
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金正日伝説
金正日伝説
・正月を祝福して無数の鶴が舞う。龍まで飛んだ。
・コンサート聞きに行ったらチューニングがずれた楽団員を指導。
・今まで見つかっていなかった檀君の墓は将軍様が「ここ掘れワンワン」とやったところ、一発で見つかった。
・米国国防省のスパコンで「金正日」と検索したところ、スパコンが「アメリカは滅亡する!」と警告を流したまま止まらなくなった。
・しかも電源入ってない状態だった。今ももちろん止まらないので米国国防省の奥深くに国家機密として安置されている。
・金正日が生まれたとき、白頭山に流れ星が落ちた(そのため将軍様のあだ名は『白頭山の息子』)
・それを見た抗日レジスタンスたちは「朝鮮民族の偉大な首領様がお生まれになった」と喜んだ。
・しかも抗日レジスタンスたちはその時の喜びを歌にして、炭のかけらでそこらの松の木に書き綴った。
・しかもその歌は近年発見され、北朝鮮労働党によって保存された。
・テポドンを発射したことによって日本の大きな島が二つ消し飛んだ。
・自称『鋼鉄の霊将』
・将軍様は時間を短縮する奥義『縮時法』が世界で唯一使える。
・ゴルフに行って11ホールインワンを達成。
・しかも11ホールインワンを達成した瞬間、小鳥は啼き、馬は嘶き、魚は200匹近く池から飛び出て、白鳥が一羽飛び立ったとの報道(ガチ)
・三歳のとき、銃で二十発二十中を達成。
・五歳から漢詩を嗜む。五歳から父親の創った漢詩を書き写して父を喜ばせる。
・古くからの革命友達を慢心を理由に懲罰したと言う話があるが、実は懲罰を受けたはずのその人は今も側近。
・アメリカが必死に北朝鮮侵攻作戦計画を練ったものの、結果「卵で岩を割るような話」という結論が出て諦めた。
・愛人であり、現在北朝鮮の最高権力を握っている女の名前が金玉。
・第一夫人は大阪生まれの在日で、その父親、つまり将軍様の義理のパパはプロレスラー(ガチ)
・人情モノの映画に弱く、大好きなのは『男はつらいよ』シリーズ(ガチ)
・かつて自分が撮った映画の主人公が大韓航空機の実行犯(ガチ)
・口癖が「チョンマルナカノヤ!」。「本当に中野だ!」という意味の褒め言葉で、中野とは旧日本軍の陸軍中野学校のこと。