「 思い出 」 一覧
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あぶ刑事スタイル
人通りの多い、通り沿いで待ち合わせしていた時。
遠くの方から笑いのさざ波が広がってくるのを聞いて、ふとそちらを見たら、失笑の波をモーゼの如く割りながら彼が現れた。
あぶない刑事の館ひろしみたいな服着てた・・・orz
しかも夕方なのに、濃い色のサングラスしてるから足元がおぼつかず。
でも爽やかスマイルは絶やさず、コートを翻し、私に向かって右手をまっすぐ挙げながら歩いてきた。
ハイルヒットラー!みたいだなと思ったら涙が出た。
しかも、ハイルヒットラー!のせいで途中タクシーを無駄に停めてた。
泣いた。
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火事の現場
火事の現場
先日、向かいの家の車が凄い勢いで炎上した。
下町で家が密集してたから、火が移るのではないかと近所の人達が大慌てで消化活動?してて、俺も急いで現場に行ったのだが、信じられない光景が広がっていた。
漏れの母は子供用の小さいバケツを持ったまま騒いでるだけ。
父は水道に繋げてないホース持って「水が出ない!」と吠える。
向かいの家の家族は揃って座布団を抱えてオロオロしてて、
隣のオッサンは水を頭からかぶり「もう平気だ!落ち着け!」と叫ぶ。
みんなの混乱した様子を面白く眺めてたそんな漏れは、パンツ一丁で竹刀を持って跳ねていたと家族は語る。