「 思い出 」 一覧
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大変憤慨致しました。
俺が中3の時、隣りにとてもかわいい高2のお姉さんが住んでいた。
ある日、家族で栗拾いに出かけることになり、ウキウキして家の外に出ると、ちょうどお姉さんも出かけるところだったらしく、優しく
『○○君、どこ行くの?』
って聞いてきたので、俺は元気いっぱいに
『栗取りっす!!』
と答えた。
するとお姉さんは顔を真っ赤にして
『最低!!!』
と言い放ち、サッサと行ってしまった。
わたくしには全く過失は無かったのに、そのような暴言を浴びて大変憤慨いたしました。
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ピザ
高校の頃に「ピザって10回言って」っての、流行ったなぁ。
ヒジを指差して「ここは?」って聞くと「ヒザ」って答えちゃうんだよね。
英語の先生に
「先生、ピザって10回言って」
って言ったら
「ピッツァ、ピッツァ、ピッツァ、ピッツァ・・・」
って、英語訛りで返された。
不安を覚えつつも、一応ヒジを指差して
「じゃ、ここは?」
って聞いたら、
「エルボゥ!」って答えやがった。
野坂先生、元気でいらっしゃるんだろうか。
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先輩のあだ名
彼女は高校時代、同級生であるところのサーヤに、なんらかの電話連絡をしなくてはならないことがあった。
で、『御所』に電話をした。
しかし、それはサーヤ直通ではなく、何度もお付きの人に代わって代わって、何人目かで電話応対に出た人に、いい加減切れた先輩は、
「さっきからずっと待っているんです。いい加減にしてください!」
と怒鳴った。
その人は
「すみません」
と謝って、やっとサーヤが電話口に出た。
さすがに気が引けた先輩は、
「ごめん…さっき出た人、どなた?」
と、サーヤに聞いた。
サーヤ曰く、
「父」
そして、その先輩には『天皇を怒鳴りつけた女』というあだ名がついていた。
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ファミコンソフト
発売から13年後に初めてクリアが報告されたゲーム。
『エルナークの財宝』
1987年発売:ファミリーコンピュータ理不尽な難易度と、説明書に平然とウソの記述、という2ヒットコンボで数多くのゲーマーを沈めてきた。
第2作にして早くもトーワチキ流ゲームデザインの集大成と呼べる作品。
発売から13年後の2000年になるまで、確固たるクリア情報が世に出なかったという事実に愕然とする。
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お父さんの会社
小学校入る前の年末。
父親の『会社』で餅つき大会があった。
寒いのにみんな汗かいてて上半身裸。
獅子、龍、牡丹、鯉・・・もれなく背中に絵が描いてある。
そのあと「寒いから中入る?」って言われて、やさしい若いお姉さんと一緒に『事務所』に入った。
当時はまだ珍しい暗証式の厚い扉、窓には全て柵。
ばかでかい神棚があって、壁一面の提灯、監視カメラ・・・
故人と思われる、恐い顔のおじいちゃんの写真も飾ってあった。
『事務所』に入っても、すぐ真っ直ぐ侵入できないように柵が二重に仕掛けられていたことが不思議だった。
(空港の検問所みたいにジグザグに進まないと入れない構造)
『会社』って厳重なんだなぁ、と当時は思ってました。