「 都市伝説 」 一覧
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零シリーズ
零シリーズ開発中に起きた怪奇現象一覧。
zero
・会社の蛍光灯が割れる。
・会議室のドアからヒョコヒョコ顔を出す男。
・夜中に1人残っていたスタッフが髪の毛を引っ張られる。
・ディレクターのカバンの中や部屋、PCのキーボードの上に長い髪の毛が。
・音源に謎の赤ん坊の鳴き声が混入してて取り除けなかったからゲームにそのまま入ってる。紅い蝶
・キャラのセリフに被るように入った「オニイチャン…」という少女の声。
・霊石ラジオに入った男のうめき声。
・ディレクターの家に現れた白い着物を着た女。
・ディレクターが夜中に手を引っ張られる。
・ファブリーズで幽霊撃退。
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ツナカユリコ
主人公の名前を変えられるゲームで、主人公の名前を『ツナカユリコ』にすると、ゲームになんかの不吉なことがおきるらしい。
・RPGゲームの名前入力で『ツナカユリコ』を使うと原因不明の高熱で病院送りになる。『ユリコ』だけでも不吉なことが起こる。
・『ツナカユリコ』という名前をRPGの名前に利用した友人がアキレス腱を切って熱出した。
・ゲームの主人公につける名前を『ツナカユリコ』にすると霊障がある。なお発生条件や終わらせ方が明確でない。
・『ツナカユリコ』という名前を使ったら、どこからともなく視線を感じる。
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さっちゃん
一年前、私達と友人家族は、とある湖の近くでキャンプをしました。
昼の1時にチェックインし、テントの設営などを終え、夕食までの時間、大人は休憩タイム。
子供達は周辺で遊んでいました。
そろそろ夕食をと思い、子供達を呼んだところ、当時小1の娘だけ見当たりません。
子供達に聞いても、さっきまで一緒に遊んでいたと言うのみでわかりません。
時期がずれていたのと、マイナーなキャンプ場だったからか、キャンプ客は私達グループともう二組のグループのみでした。
見通しもよい場所なのですぐに見つかると思ったのですが、なかなか見つかりません。
すべて探し尽くし他に隠れるような場所はないはずなのに、見つからないのです。
キャンプ場の管理人さんも、こんなことは始まって以来だ、考えられないと首をひねるばかりです。
日も暗くなり、もしや湖の底に・・・と不安になり、然るべき機関に協力を要請しようと話し合っていたとき、ひょっこりと娘が現れたのです。
一体、何処にいたのか問い詰めると、さっちゃんと遊んでたと言うのです。
さっちゃんというのは、いつの頃からか名前を口にしている娘の空想の友達です。
最初は人形にさっちゃんと名付けて遊んでいるのかと思ってたのですが違ったようで、さっちゃんと人形で遊んでいたのです。
その後も思い出したように名前が出てくる程度で、このくらいの歳だと空想遊びするし、実害がなければいいかと思い放置していたのでした。
さっちゃんのことは気になりましたが、とりあえず、御迷惑をおかけした方々にお詫びと御礼をし、娘も無事に戻ってきたのでキャンプを続行しました。
キャンプから帰ってきてからの娘は普段通りで、聞けばさっちゃんの話はするものの現実の友達との遊びが忙しいためか、自ら進んで話をすることはなくなりました。
こうやって空想より現実の世界の比重が高くなるのかとホッと一安心していたある日の事です。
息子が、お姉ちゃんが知らないおじさんと部屋で遊んでいると言いに来たのです。
え?家の中に不審者が??
と、恐る恐る二階の子供部屋に行くと、娘は一人でお人形遊びをしているだけで誰もいません。
「この部屋に誰か居た?」
娘に尋ねると、
「あー、さっちゃんの事?遊んでっていうから、さっきまで一緒に遊んであげてたよ。」
なんとさっちゃんというのは、おじさんのことだったのです。
しかも娘だけでなく、息子にも見えた??
空想じゃなくて誰かが家に忍び込んだのか?
何年も前から?
パニックになりつつ、とにかく子供達にはそのおじさんとは絶対に遊ばないように言い聞かせました。
夫にその話をしたところ、そういえば子供にしか見えないおっさんの話があったよなと言い始めました。
確かに昔、そんな話があった気がします。
口裂け女系の都市伝説で細かい事は忘れましたが、子供にしか見えないおじさんがいて、ついていったら帰ってこれなくなるとかそんな話です。
その話と今回のこととの関連もわからず、当然解決法も思いつきません。
結局、どうすることもできず、不安と気持ち悪さを感じながら毎日を過ごしていました。
そして、それからしばらくたった頃の話です。
夜中に目が覚め、ふと目をやると真っ暗なリビングの滑り台をスーと娘が滑っていました。
少し説明すると、我が家はリビングに併設している和室に布団を敷いて家族で寝ていて、リビングには子供用のジャングルジムと滑り台が一体化した遊具を置いています。
あまりにもびっくりして、声をかけずにその光景を眺めていました。
よくみると娘の隣に人影がみえます。
暗くて良く分からないのですが、大人のようです。
夫は隣で寝ています。
これがさっちゃんなんだと確信して、思わず娘に、
「こっちに来なさい」
と叫んでしまいました。
急に声をかけられ、びっくりした娘がこちらに来ようとしましたが、その人影は娘の手を掴むと暗闇の方に引っ張り始めました。
私は慌てて布団から飛び出ると娘を抱きかかえ、その人影の手を振り解きました。
しかし、振り解いても振り解いても掴まれるのです。
よく見ると腕は一本だけではなく、5、6本あるようでした。
驚きすぎると声が出せないようで、無言でその手と格闘しました。
後で考えると、すぐそばに夫がいたので助けを呼べたはずなのですが、全く念頭にありませんでした。
人影は1つで、顔をあげたらすぐそこにあったのですが、見てしまったら最後のような気がして顔をあげることができず、結局さっちゃんの顔を見ることはできませんでした。
ようやく手を振り解いて布団の方へ戻りました。
幸い影は追いかけて来ず、暗闇に留まっていました。
1時間、ひょっとしたら10分くらいだったかもしれません。
ふっと気配がなくなり影は消えてしまいました。
そうなってやっと夫の存在を思い出し、叩き起しました。
夫は口には出しませんが、私達2人が寝ぼけていたと思っているようです。
私自身、ひょっとしたら夢だったのかもと思うこともあります。
ただ、娘も私も同時に寝ぼける事があるでしょうか?
あの腕の感触は夢ではないはずです。
あれから、さっちゃんは娘の前には現れていないそうです。
なんとなく、もう娘の前には現れないと確信しています。
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ケネディーの妹
米国政治史に燦然と輝くケネディー家であるが、ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺に続き、弟のロバート・ケネディも大統領候補指名選中に暗殺されたことを始めとして、その家族は皆決して幸せな人生をおくったわけではない。
ケネディー家の中でも、その存在がタブー視されている人物にローズマリー・ケネディがいる。
彼女は知能指数が若干低かったという話や、時として不機嫌になり周囲に暴力をふるうことがあったという。
しかしながら、その一方で、彼女の知能には一般生活においては何の問題も無く、それが証拠にオペラを鑑賞したり、男性とダンスに興じるのを好んだという話もある。
彼女は、その素行不良から、父のジョセフ・ケネディから女子修道院に入れられたのだが、しばしばそこを抜け出して遊び歩くこともあったという。
彼女が23歳の時、父ジョセフは彼女に前頭部の左右の神経線維を切断するロボトミー手術を受けさせる。
素行不良が解消し順応になるという話であったが、手術の結果、彼女の知能は三歳程度に退化し尿失禁をわずらい何時間も壁を見続けるようになり、話す言葉も支離滅裂になってしまった。
この事件がきっかけとなり、ケネディ家はロボトミー手術に対して徹底的に調査を行うように政治的に働きかけ、米国でのロボトミー手術は下火になった。
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現実と違う自分の記憶
東京都大田区は昔も現在も『大田区』なのだが、1987年に大田区に引っ越したときだけ、何故か『太田区』になっていた(マジ)
当時、太田区久が原にS外科という外科があって、仕事でギックリ腰になったとき西ドイツ製のネメクトロンという機械で一発で完治した事があった。
当時、中年の女院長が理学療法士の資格で電気治療中心にやっていたのだが、控え室にはカール・ゴッチが九州巡業中、夫がやっている区内の本院にわざわざ飛行機で治療にきたときの写真パネルが飾ってあった。
21世紀になってギックリ腰の人を紹介しようと104で調べたら、何故かS治療院に名前が変わっており、久しぶりに電話すると、昔は
「私は針とかは一切医学と認めてませんから!・・・でもその道の権威人は別よ」
とか言ってたのに、昔から鍼灸院だったことになっていた。
私が
「昔、ネメクトロンで一発でギックリ腰を治してもらった事があるんですが・・・?」
と言うと
「な?なぜ、その名前を!!おことわりします!」
と、ガチャリ!と切られた。
やはり大田区と太田区は微妙に世界が違うようだ。
当時の知り合いで野中と書いてヤナカという芸名の人がいるのだが、現在の時間軸では昔から本名の谷中しか使っていない事になっている。