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タクシーの運転手
タクシーの運転手
まぁ、後輩の体験した話なんだけどね。
そいつ、すげー優しいやつで人見知りもない。
羨ましいくらい女の子にふつーに話しかけられるんだわ。
当時は中学生で、中学生って思春期じゃん?俺としては変に意識しちゃって話しかけきれないわけよ。
コイツはダンスで知り合った後輩で、顔もいいし話も上手い。まぁイイヤツだ。
で、その日も練習してたわけ。
夜10時ともなれば補導やらなんやらめんどくさいんで練習も終わり。
みんな帰るんだけど、そいつだけ家が遠いんだ。
で、最悪なことにその日は朝から天気も悪くて、日が落ちる頃には大雨だった。
俺らは傘もってなかったんだけど、家が近いんで濡れて帰るんだけど、そいつはタクシーでかえるっつってた。で、まぁ、こっからは後輩の話なんだが。
タクシー乗って帰ったらしんだが。
俺らの地元に城跡があんだよ。
けっこう有名なんだけど。
そこ出るって話も有名。
いや、もう地元自体がヤバイ。で、そこの前を後輩が乗ったタクシーは通ったらしいんだわ。
ふと何気無く外の歩道を見たら、女の人が歩いてる。傘もささずにずぶ濡れで。
先でいったとおりコイツは優しい上に人見知りもない。
タクシーの運転手に「あの女の人を乗せてやってくれ」
そう言ったらしい。運転手は無言。
聞こえなかったと思って、ハッキリ大きい声で言ったらしい。
あの女の人を乗せてやってくれ。お金はちゃんと持ってるから。
アイツはいいんだ。
最近何言ってんだ??
って感じだったそうだ。へ?あの!お金は払いますんで。あの人乗せてあげて下さい。
下心はなかったと言ってた。ホント優しいやつだよ。
「アイツはいいんだ。」
コイツふざけてんのか!?ってキレそうになったそうだ。
で、そうこうしているうちに女の人うあ通り過ぎちゃって、ムカムカしてたらしいんだけど。
運転手が淡々と呟いたそうだ。ほら。
にいちゃんが優しい言葉かけるから。ついてきちゃってるよ。はっ!とした後輩が振り向いたら
トランクの上にずぶ濡れの女がへばりついてたんだと。
悲鳴上げたらニヤつきながら消えたらしいんだけど。
まぁ、優しくするなら人間とそうじゃない奴の区別はつけないとだな。
アイツはいいんだ
そこ、すげー出るって話も有名。いや、そこ周辺がヤバイ。
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ドキンちゃんと食パンマン
ドキンちゃんと食パンマン
誰しも、一度も見たであろう「アンパンマン」そのヒロインといえば、大人になれば、メロンパンナやバタ子を挙げるだろうが、小さい子の多くは「ドキンちゃん」と言うだろう。そんな人気キャラ「ドキンちゃん」と言われて。真っ先に思い浮かぶのは、食パンマンへの純情ながら過剰なほど強い片想いだろう。多くのOPやEDでセット出演もあり、本編では食パンマンへの攻撃は仲間のバイキンマンでも許さず、簡単に裏切る。時にはこれによりアンパンマンサイドに変わることもしばし見かける。そんな食パンマン命とも言えるドキンちゃんだが、一つ決められた悲しい未来がある。それは、結婚どころか付き合う事も食パンマンとは出来ないとすでに決められているというのだ。理由は、キャラのイメージや子供に悪影響とかの話ではないらしい。ドキンちゃんはいくら可愛いと言っても、バイキンマン同様、黴菌のキャラ。ならば、食パンの食パンマンとは一緒に出来ないからという、何とも大人の理由である。そういえば乙女という設定で食パンマンが好きなのに、そこそこ距離置いているのは・・・
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時空の歪み
時空の歪み
485 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/02/26 12:51
えっと、友人Tの話。
彼はとにかく不思議なヤツだった。
まず、身体が異常に柔らかい。酢を毎日飲んでいた。
そして奇妙な拳法をやっていた。
後にそれがジークンドーって、ブルースリーの開祖の拳法だと分かるのだが。
Tは弓矢を作ってハトを仕留めたり、おじいちゃんは犬を軍用犬の用に訓練したり。
ある日遊びに行ったら、弟はトンファーを持ち、Tはヌンチャクで戦っていた。
まあ練習なんだろうけど、なじみの無い俺からすると変な光景でした。ここまでは良くある普通の変なヤツだと思うが。
486 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/02/26 13:00
Tは陰が薄いヤツだった。
といっても、目立たないとか暗いとかじゃなくて、気配を完全に無くなる事が良くあった。
拳法の成果なのかどうかは謎だが。
たとえば、よくある友達と一緒に歩いていて、
今まで右にいた友達に話しかけるといなくなってて、左にきていたって事、誰でもあると思うのだけど、
Tの場合は、これが一日一緒にいると十数回ある。
これはTの友人なら誰でも知ってる事であって、たまに話題にも上がる。ヤツは気配を完全に消せると。そして、T自身が言う調子が良いとき、彼はテレポートするのだ。
本人は意識してかしてないかはっきりしないが、俺が見た例は3ッつ。
一緒に道を歩いていた。右にいたと思ったTが、柵の向こうの学校に戻っていくのが見えた。
Tは校舎に入っていった。唖然として、ショウガナイカラそのまま下校したら、Tは家にいた。
途中で抜かされてもいない。自転車で坂道を下っていて、Tが先に角を右に曲がった20Mほど先だろうか、
曲がって見えなくなった瞬間、後ろにシャーーーって自転車の音が。
まさかと思って振り返ると、そこに自転車にのったTがいた。そして一番びっくりしたのは、修学旅行の時。
寝ていたTが、急にドサッっと空中から落ちたのだ。
上手く表現出来ないが、寝ている場所から1M上にサッっとそのままの体勢で移動して、そのまま落ちる。
落ちた後は、気づく様子も無く寝ている。結構痛そうなんだけど。487 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/02/26 13:03
んで、これらの事を本人に問いただしても、
「うん、そうなんだよ。右に今曲がったよなあ。俺、おかしいなあ。なんでここいるんだろ。
でも良くあるんだよこれ」と言っていた。Tと数年来の友人なら、誰でも一度は見たことがあり、
Tはテレポートするんだってのが、その友人関係の間では当たり前の認識になっていた。
奇妙な話なんだけど、中学生だしそんなもんだと思ってた。
Tの弟と話す機会があったときに話してみると、
買い物とか家族で行ったときに、電車の外にドアしまってから移動しちゃって大変だったそうだ。
家族も今では、いなくなってもほっとくらしい。あーどうせまた移動しちゃったんだろって。488 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/02/26 13:09
そして、数年間連絡を取っていなかったTに電話したときのこと。
こっちも大人になってるので、どうしても気になったので、テレポートの事を聞いてみた。
そしたら、最近はめっきり少なくなったんだけど、
彼女と同棲してるときにやっちまって、彼女が気持ち悪がって別れたそうだ。
困ってるんだよなーと言っていたが、どうしようも無い。
とにかく奇妙だなって思うのは、
友人も家族も俺も含めて、Tのテレポートが当たり前の認識になってるってことだ。ここのスレ読んでて、テレポートしちゃった人の話とか聞いて、
あーTみたいなやつって結構いるんだと思ってしまった。
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炭鉱の町の歴史
炭鉱閉山。
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流れ者の炭鉱夫の仕事がなくなり人口大減少の危機。
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国からの交付金額を維持するため、人口の減少に対処すべく議員らの指示で元炭鉱夫への生活保護の無差別支給。
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元々金遣いが荒い元炭鉱夫らが、生活保護だけじゃ足りないとゴネ出す。
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事故で手足の指を落としたことにして障害者手当の追加支給。
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結局はバレたが、流れ者の炭鉱夫の中には被差別部落出身者や在日韓国人や在日朝鮮人が多く事件は闇に葬られた。このような経緯が教訓となって、現在でも元炭鉱の町やその周辺の自治体では生活保護の申請に対する調査が厳しくなっている。
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ネカフェの客
学生の時の話を一つ投下。
霊的な話ではないが、今までで一番恐怖を感じた洒落にならん話。
自分は大学生の頃(数年前)行きつけのネカフェがあった。
別に安いってわけでは無いが、かなり綺麗だし、椅子のすわり心地も良いのでよくオンラインゲームや漫画を読みに行っていた。
そんなある日、帰るのが面倒臭くなり朝まで寝ることにした。(清算時に勝手に一番安いプランになる)
大体夜中の2時位かな。
いきなり通路を挟んで真後ろの席で「ヒホーヒー!」とか「ぼおおお」って中々でかい声で騒いでるわけよ。
声は女って分かったんだけど、マジでうるさい。
店員も注意する気もないし20分くらいそれが続いて、俺もブチギレてそいつのドアに裏拳で「バン!」って一発かましたんよ。
そしたらやっと静かになったけど、まーたブツブツちっさい声だけど言い出すのよ。
このイカレタ女どんな奴だよ、と思って取りあえず自分の室内から覗こうとした。(ネカフェってドアが下まで無いの多いじゃない?分かるかな)
実際のぞいても椅子があって見えないはずなのに何で俺も覗いたんだろうな~
これが大失敗だった。
屈んで覗いたらさ、椅子が横に移動されてて机の下が見えるのよ。
んで、その女その机の下に入って体育座りしながらバッグのジッパー開け閉めして、顔だけ俺の方向いてるのww
完璧目合ったわ。
正直泣きそうになった。
なんで?何であんなとこにいんの?何で俺の方みてんだ?
何で俺の室内を下から見てんだ?
もう完璧パニック。
帰りたくても電車もないし、煙草吸って落ち着こうとブルってたら、どうも後ろから
「フッ・・ンフ・・フッ」
って小さく聞こえるのよ。
即効後ろ振り向いた。
はいビンゴ、そいつが俺の室内のドアの下でしゃがんでるのよ笑いながら。(そいつは多分しゃがみながら自分の室内から出てきたんだな、ドアのガラガラ音聞こえなかった)
「ポポーーーーーーーン」
とか言って笑いながらしゃがんで進入してきたから、顔面蹴り飛ばしてしまった。
本当に身の危険を感じたからなのか、正直自分でも顔面蹴りにはびびった。
今の所、女性に手(足か?)をあげたのがこれが初。
その後はそいつ泣き叫ぶし、店員やっと来て事情説明しようにも俺もテンパって信用してくれないし、警察来て俺も連れてかれた。
まあ結果的には相手の母親が来て逆に俺に謝ってきた。
俺も一応頭下げた。
やっぱり頭おかしい子だったみたい。
でも一番怖かったのが、その女のバッグに果物ナイフ5~6本裸で入ってたんだとさ。
もうネカフェいかね。