怖っ!怖っ?怖い話

いろんな怖い話を集めています。

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「 月別アーカイブ:2013年05月 」 一覧

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池へ伸びる紐

20年以上前、小学校低学年の頃の体験談。

両親の田舎が瀬戸内海にある島なんだけど、毎年夏休みになると帰省してた。

東京育ちの自分には、綺麗な海やら山やらで遊ぶのが物凄く楽しかった。

一番楽しみだったのは、東京ではデパートくらいでしかお目にかかれないカブトムシやらクワガタやらを近くの山でザクザク捕まえられる事。

その山には結構大きめの池があって、子供だけで行く事を禁止されてたんだけど、貴重なお盆休みの、しかも早朝から虫取りなんかに付き合ってくれるような大人がいなかったんで、その日も朝4時前から一つ年上の従兄弟と一緒に山に突撃。

暫く二人で夢中になって虫取りしてたら、どこからかシュッシュッて感じの音が聞こえる。

最初はなんか虫とか鳥の声だろと気にしてなかったけど、よく聞いてみると、どうも子供のすすり泣きっぽい。

同じように虫取りにきた子供かな?

まだ薄暗いから転んでケガでもしたのかな?

と思って、従兄弟と一緒に泣き声のする方向に向かっていったら、池の淵で3~4歳くらいの子供がシクシク泣いてる。

周りには誰もいない。

流石にこんな小さい子が一人でいるっておかしいだろ?

と子供心に思ったんだけど、それより妙だったのが、その子の腰の辺りに括られた帯みたいなヒモが池の中にまで延びてる。

そのヒモを目で追ってみると、何かがプカプカ浮いてる。

そこからもヒモが延びてて、少し先に同じように浮いてる物に繋がってる。

そんな感じで、数珠繋ぎに1.5m間隔くらいで合計6個の何だかわからん物が連なって池に浮いてる。

なんだこりゃ?

と思ってたら、それまで弛んでたヒモがピン!と張って、子供が池に引っ張られてく。

あっ!と思ったその瞬間、体が動かなくなった。

視界の端で、従兄弟も同じように固まってるのが分かる。

金縛りとかって概念がなかったから、軽くパニクってた。

やばいやばい、あの子何に引っ張られてんだ?

もしかしてワニ?

ワニって日本にいたっけ?

じゃ妖怪だ!助けて鬼太郎!

そんなアホな事考えてるうちにも子供はどんどん池に向かってるんだけど、その動き方に何か違和感を感じる。

人間が歩くときって当然足が動くはずなのに、その子は一切足を動かしてない。

氷の上を滑るように、ゆっくり池に向かってる。

アホな自分は『やっぱ妖怪パワーで引っ張られてる!』

という結論に達したんだけど、流石に従兄弟は一つ年上だけあって、リアルでこの世の者じゃないと気付いたんだろう。

「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」

と唱え始めてた。

結局、子供が完全に池の中に消えたと同時に体が動くようになり、一目散に山を下りてった。

家に帰って、大人達にさっき見た光景を話したんだけど、興奮してるもんだから要領を得ない。

大人達も、最初はどっかの子供が溺れたんじゃないかと思って慌てて消防団とかに連絡しかけたんだけど、

オレが「妖怪の仕業だ妖怪の仕業だ」って妙な事言うから少し落ち着かせて、オレから細かい話を聞き出した。

そしたら信じられないって顔しながらも、何か思いあたる節があるのか、オレと従兄弟を庭に連れ出して塩を振りかけ始めた。

一応、消防団には連絡して人を見に行かせたらしいけど、特に何もなかったらしい。

結局その後は、大人達にどうだったか聞いても、寝ぼけて夢でも見たんだろってはぐらかされるだけ。

何年も後にようやく聞き出したのは、件の池で何十年も前に、ある一家が入水自殺をしたって事。

時間帯はやっぱり3時~4時位だった事。

(近くの民家の人が、子供の泣き声を聞いたらしい)

その人数が7人だった事。

その際に、全員がヒモで体を繋いでた事。

地元の人達の間では、その池は別名『七人心中の池』って呼ばれてる事。

【でじほん!】

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夜行バス

バスの運転手をしていて、その日は東京から京都まで夜行便の運転だった。

運転手は2人で、途中で交代をする。

深夜の高速をひた走っていると前方にバスを見つけた。

バスは一般道を走る路線バスタイプで、高速を走る観光バスタイプではなかった。

おっ!路線タイプが走ってるなんて珍しい!と思って、どこの会社だろうかと追い抜きざまにチラッと見ると、5~6人ほど見えた顔は血だらけで、背筋が凍りついた。

そして前方の行き先幕をサイドミラーで見ると『夜見』となっていた。

とりあえず京都に着き、お客さんの荷物を降ろしていると

「昨日メッチャ怖い夢見てん」

と、乗っていたお客さんが友達に話していた。

内容は満員のバスで車内は全員血だらけの乗客が乗っていたというもの。

それ夢じゃないんだよ、と心の中で思いつつ荷物を渡していく。

そして回送で車庫に行く途中、仮眠をとっていたんだろうと思っていた相方も、そのバスを見たと口を開いた。

お客さんが寝てる時間に喋ると迷惑だろうから、すぐには話せなかったと。

その後、そのバスは今のところ見ていない。

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クリミナルグループ

留学生(主に中韓)を中心とした数千人とも言われる集団『クリミナルグループ』が存在する。

・このグループは全国各地にあって、心細い生活を強いられている彼らの精神的支柱にまでなっている。
・各グループはいついかなるところでも、初対面でも仲間を見分ける暗黙の了解が成り立っている。
・極端な拝金主義(彼らが犯す犯行の九分九厘は金目当て)
・仲間内で目立つためだけに派手に殺す。
・そして彼らは主にインターネットでつながっている。

世田谷一家殺人事件、大阪曽根崎風俗嬢殺し、福岡一家4人殺害事件、大分恩人虐殺事件 etc・・・
『世田谷一家殺人事件/侵入者たちの告白』(草思社)

元公安の北芝によると、↑の本の世田谷事件の推理内容はともかく、クリミナルグループについては事実とのこと。

ちなみに日本で殺人しても、せいぜい刑は7年程度。

その間、刑務所ではとてもいい食事が出て、訓練してくれて、日本語が覚えられる。

中国ならばすぐ死刑。

日本では刑期を終えて出所すると、その間の『お給料』までいただける。

殺人でさえこの程度の刑だから、彼らにすれば強盗などその他の犯罪なんてやりたい放題。

彼らは一旦帰国し、家族に金を渡すと再び日本に潜入する。

彼らが一番怖いのは『仲間』。

仲間を裏切ると殺される。

だから日本国内で『仲間に狙われたら日本人を殺し刑務所に入る』それが一番安全。

ただ出所して帰国すると、郷里に手が回っているからこれは危険。

家族も危ない。

だから再び日本国内に潜伏して『荒稼ぎ』する。

これの繰り返し。

【裏ワザ】

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ケネディーの妹

米国政治史に燦然と輝くケネディー家であるが、ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺に続き、弟のロバート・ケネディも大統領候補指名選中に暗殺されたことを始めとして、その家族は皆決して幸せな人生をおくったわけではない。

ケネディー家の中でも、その存在がタブー視されている人物にローズマリー・ケネディがいる。

彼女は知能指数が若干低かったという話や、時として不機嫌になり周囲に暴力をふるうことがあったという。

しかしながら、その一方で、彼女の知能には一般生活においては何の問題も無く、それが証拠にオペラを鑑賞したり、男性とダンスに興じるのを好んだという話もある。

彼女は、その素行不良から、父のジョセフ・ケネディから女子修道院に入れられたのだが、しばしばそこを抜け出して遊び歩くこともあったという。

彼女が23歳の時、父ジョセフは彼女に前頭部の左右の神経線維を切断するロボトミー手術を受けさせる。

素行不良が解消し順応になるという話であったが、手術の結果、彼女の知能は三歳程度に退化し尿失禁をわずらい何時間も壁を見続けるようになり、話す言葉も支離滅裂になってしまった。

この事件がきっかけとなり、ケネディ家はロボトミー手術に対して徹底的に調査を行うように政治的に働きかけ、米国でのロボトミー手術は下火になった。

【ブレイク】

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選挙権

   未分類

住民票移して選挙権とるのは違法でもなんでもないのだが、自分は某区に転入して二週間で選挙ハガキをゲトしたことがある。

引っ越してきた数日後、その地に住む学会員の友人に連れられて、某公○党候補の事務所へ行って、住所と名前を書き、

「ただ、自分は引っ越してきたばかりだから投票はできないはずですよ」

「いやいや、なんとかしますよ」

んで、本当にハガキが届いたというしだい。

これ、告発しときゃよかったかね?

【テクノ】