「 未分類 」 一覧
-
-
満員電車での事件
オカルト話じゃないんですけど。
3年位前に通勤電車に乗って座ってたら、隣の中年サラリーマンが急に
「うううう!!!」
と呻いて、胸を押さえて数秒後に目を見開いたままのけぞって動かなくなったんです。
心臓発作で急死してしまったみたいで。
で、満員電車で誰も動けず。
おまけに急行だったんで次の駅まで10分以上、まわりがワーキャーいう中で、私の肩にずっとサラリーマンの出来立ての死体がよりかかったまま。
マジ泣きました。
パニックになりましたもん。
-
-
ツナカユリコ
主人公の名前を変えられるゲームで、主人公の名前を『ツナカユリコ』にすると、ゲームになんかの不吉なことがおきるらしい。
・RPGゲームの名前入力で『ツナカユリコ』を使うと原因不明の高熱で病院送りになる。『ユリコ』だけでも不吉なことが起こる。
・『ツナカユリコ』という名前をRPGの名前に利用した友人がアキレス腱を切って熱出した。
・ゲームの主人公につける名前を『ツナカユリコ』にすると霊障がある。なお発生条件や終わらせ方が明確でない。
・『ツナカユリコ』という名前を使ったら、どこからともなく視線を感じる。
-
-
嫉妬
友人が大学生の時、当時付き合ってた男性が母子家庭だったそうです。
その割に、元々裕福な家系らしく高級マンション。
しかも大学から近かったので格好の遊び場になっていた。
友人もしょっちゅう遊びに行き、時には泊まる事も。
とはいえ実家だし一応遠慮はするものの、彼の「大丈夫大丈夫」の一点張りに負け(お互い浮かれていたのもあり) そんな日々がズルズル3ヶ月程続いた。
問題は彼のお母さん。
結構若いが特に働くでもなく、いつもほぼ在宅。
それはいいのだが、本当にこんな人いるのかというぐらいひねくれた性格なのだという。
息子の男友達には騒ごうが泊まろうが愛想をふりまくが、同性相手には冷たい。
まして彼女である友人にはあからさま。
打ち解ける気皆無。
まぁしょっちゅうお邪魔すれば、そりゃ誰でも不愉快になるよなーと思い、これからは彼が何と言おうが控えようと決意し、いつもすみませんと菓子折りを差し出した。
ところが、バカにしたように鼻で笑い「そういうわざとらしいのいいからw」と突き返された。
わざとらしい!?
意味不な上、四十路の大の大人がそんな言い草ないんじゃないか?と友人は憤慨し、今まで通り、彼の言う事にだけ従えばいいやと開き直ってしまった。
ちなみに母側は息子に溺愛(一人っ子だし余計)だったらしいが、幸いにも彼はマザコンではなかった。
寧ろ、そんな母親を若干鬱陶しがってたとか。
いつもあんなんだから気にすんな、みたいな。
ところがある週末、泊まって彼の部屋で寝ていたら、友人はトイレで目が覚めた。
携帯を見るとAM4:34頃。
変な時間に起きたなー、と爆睡中の彼を尻目にトイレへ行き用を足す。
部屋へ戻ろうと廊下を歩いてると違和感に気付く。
先程部屋を出てトイレへ向かった時は視界がほぼ真っ暗だった。
だが、今はリビングから漏れている電気のオレンジ色で薄ら明るい。
おばさんが起きたのかな…?
と一瞬ドキっとして、すぐ部屋へ引っ込もうとドアノブに手を掛けた。
「ピーちゃん!ピーちゃん!」
心臓が止まるかと思ったと。
暗闇に突如響いた異質な声が気になり、そっとリビングを覗き込む。
声の正体は九官鳥だった。
ピーちゃんであろう、その九官鳥が入った鳥篭はテレビボードの横の棚に置かれていた。
リビングにおばさんはいない。
今までリビングにこの鳥篭が置かれているのを一度も見た事がなく、しかしそういえば彼が以前、母親が部屋で鳥を飼っていると一言呟いていたのをその時思い出したそう。
どうでもいいと記憶から抹殺してたらしいが、誰もいないのでつい鳥の前まで行きマジマジと観察する。
くちばしで篭を突いたり、鳴き声ともつかない声を出したりしている。
そして時折「ピーチャン、イイコネ オリコウサンネ」とか喋るのだという。
友人は思わずスゲー…と漏らしてしまう程、素直に感心したという。
よく仕込んであるなーと。
しかし次の瞬間
「マユミシネ。マユミシネ。マユミシネ。マユミシネ。マユミシネ。」
マユミは友人の名前である。
友人は目を見開き戦慄した。
すると後ろから笑い混じりの大きな咳払いが一つ。
驚いて振り返ると、そこはおばさんの部屋。
ドアは閉まっている。
しかし今の咳払いから考えると、おばさんはドアにベッタリ張り付いて明らかに聞き耳を立てていた。(もしかして覗かれていたかも?)
その咳払いは、それこそいかにも『わざとらしい』不自然な咳払いだったそう。
友人はすぐさまダッシュし、荷物を持ち一目散に逃げた。
始発までコンビニだかで時間を潰して、ショックのあまり頭は真っ白だったがメールで彼に別れを告げた。
当然暫らく揉めたし、未練があって大泣きもしたが、もうそんな事どうでもいいぐらい別れてよかったと言ってた。
この先、あの母親がいる限りうまくいく筈がないと確信して。
何が怖いって、友人がトイレ行ってる間にわざわざリビングの明かりつけて、仕込んだ暴言聞かす為に鳥置いたのかな?と思うと…
あと全国のマユミさんすみません、お気を悪くなさらずに。
-
-
女の幽霊
先日、女の幽霊が出て困ってると言う友人の相談を受けて家を一週間交換する事にしたんだけど、いざ幽霊が出てみると意外に可愛いんだよこれが。
金縛りも、なんかS●プ●イチックな感じ思えてきてさ。
感極まって「好きだ!」って告白しちゃったの。
その日はそのまま消えちゃったんだけど、次の日もその次の日も「好きだ!」って何度も言ってたら、最終日前に「気持ち悪いです。」って一言残して消えた。
マジ泣いた。
人外にすらキモいと言われた俺の気持ちをどうしてくれるんだ・・・
-
-
風船おじさん
1992年11月23日、琵琶湖湖畔を20個のヘリュウム風船をつけたゴンドラ『ファンタジー号』に乗って大空へ旅立った『風船おじさん』
このゴンドラは横2m縦70cmのヒノキ風呂を改造したもので、携帯電話、酒、酸素ボンベ、食料一週間分などを積んでいた。
当時NHKを除くすべてのマスコミ、新聞もテレビも大騒ぎしたことがあった。
彼の最後の姿が見られたのは2日後の11月25日。
アメリカに向かったはずだが、何故か宮城県上空で海上保安庁の航空機に確認されている。
ということなので、2日間は確実に生きていたことになる。
しかしその後、それっきり風船おじさんは行方不明となった。
手作りの気球(風船をたくさんつけて焼酎のビンを重しにしたというめちゃくちゃなもの)で飛び立って、二日後ぐらいに朝鮮半島近くで気流に巻き込まれて交信を絶ちました。
ただ、残骸も何も発見されておらず、交信を絶った位置からして北朝鮮に不時着した可能性もあると何かのテレビで・・・
この話しに後日談があり、『週刊新潮』によると、残された家族の家に時々『謎の電話』が掛かってくるそうです。