「 海外の怖い話 」 一覧
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崩れたトンネル
うちの爺さん(イギリス人)が若い頃こんな夢を見た。
近くの山のなかを歩いていたら、カーンカーンという音とともに、
「トンネルの中で、なすすべもなく叫ぶ哀れなものどもに捧ぐ」
という声がして、複数の人がドッと笑ったところで目が覚めた。
不吉な夢だと思って震えていたら、親が部屋にやってきて、
「トンネルが崩れた。救助に行くからお前も来い」
といわれて、助けに行ったんだけれども、誰も助けられなかったらしい。
崩れたトンネルは最近出来たばかりで、近くの町に行くのには便利なんだけれども、地元の年寄りの話では、かつて残虐非情な盗賊の一味を捕まえてリンチにかけたところだったので、よくない噂がささやかれた場所であったらしい。
あと、トンネル作りに奔走した村の若い役人が、ショックで夜になると叫ぶようになって、村のみんなが暗い気分になってしまった。
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ジャングルの奥地
かなり昔に雑誌で読んだ話。
割と有名な探険家(名前記憶に有らず)の恐怖体験は、遭難した事でも、探検中に怪我や病気をした事でもないと言う。
南米だかどこだかの、地元原住民さえ行かないジャングルの奥で、岩の上に赤いハイヒールがキチンと揃えて置いてあったそうな。
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海の巨大生物
職場の後輩が、高校時代に体験した話。
後輩の高校は船乗り?の養成やってる学校で、実習で実際に船に乗って海にも出てたそうです。
これはグァムだかハワイだかへの遠洋実習のときの話です。
航海から何日かした早朝に突然、船が航行不能になりました。
船長、教官以下で原因究明したところ、機関には異常はないが、スクリューが動かないことが判明しました。
船尾から観察したところ、どうやらスクリューに異物が絡まったとのこと。
船尾から観察するかぎり、なにか大きいものがスクリューに巻きついて、よく見ると大型のイカからしかった。
巻きついていない触手が海に漂っているが、長さは少なく見積もっても15m以上はあった。(基準は船体で、約50mだったそうです)
イカの本体は船体の下に入って確認できず、おそらくすでに死んでいる。
スクリューを逆転させても触手は排除できず、直接取り除く以外ない。
結局、ロープとカラビナでダイバー要員が二人、ナイフとノコギリを持って潜行作業のため海中へと消えていきました。
2~3分でダイバーが一人浮上し、
「作業は困難で一時間以上はかかる」のと「絡まっているのは、見たこともないくらいの大型のイカ」と言った。
ダイバーは作業に戻り、浮き沈みしながら30分ほどたったころ、突然二人のダイバーが一緒に浮いてきて何か叫んでいます。
二人は
「はやくあげろ!」
と叫んでいました。
わけもわからず、船上で数人が二人のロープを引き上げました。
最中に、船に少し大きめの衝撃に続き、地震のような揺れがありました。
それはダイバーを引き上げた後も数秒続き、最後にまた大きな衝撃とともにおさまりました。
船上のいる者は一斉に海中を覗き込みます。
みな声を失いました。
船長以下が水面に見たものは、巨大なイカの本体部分と、それを咥えた有り得ない大きさの鮫の魚影でした。
水深約3mほどを、目算で畳六畳ほどのイカと体長20mほどの鮫の魚影。
シルエットでしか目視していないが、間違いなくホホジロザメに似た形。
それはそのまま海底へと消えていったそうです。
おれはこの話を聞いたとき、マッコウクジラかジンベイを見間違ったのではと疑いましたが、同乗していたベテランも当のダイバーも、間違いなくホホジロザメだと譲らないし、ジンベイがそんな大きいものは食さないとのこと。
結局スクリューは、シャフトを曲げられ作動不能になった。
おそらく鮫らしきものが、絡まったイカを無理やり引きちぎったのが原因らしい。
すったもんだして、救難信号で通りかかった日本行きのオーストラリアの商船に牽引してもらい、数日後には日本に帰国したそうです。
スクリューに絡まったイカの足は、ほとんど消えていたそうです。
さて、彼らの見たものはいったいなんだったのでしょう?
いったい船長はどう報告して航海日誌にはなにを書いたのか、興味が湧きます。
心霊とかじゃなくて、UMA系の話でした。
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ゴードン・ノースコット事件
小学生くらいの男の子を20人以上誘拐しては慰みものにし、自分と同じ性癖の者にも「貸し出し」していた。
少年に飽きたら撲殺し、死体には生石灰をかけ白骨化させた後、砂漠に埋めた。
母親には誘拐、14歳の甥には見張り・殺害等を手伝わせていた。
たまに少年を死ぬ寸前で生き長らえさせ、甥に「こいつを殺さなきゃお前を殺す」と脅してとどめをささせていた。
打ち捨てられたメキシコ人少年の首なし死体発見により、事件発覚となった。
殺害されたとされる20人の内の1人、ウォルター・コリンズ少年が誘拐され行方不明となった日、母親は警察に相談したが取り合ってもらえなかった。
後に「発見された」として連れて来られたのは見知らぬ家出少年。
母親は「ウォルターではない」と再三訴えたが、異常者として精神病院にぶち込まれた。
母親のクリスティン・コリンズに降りかかった不幸は映画化(「チェンジリング」)され、有名になった。
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カート・コバーンの逸話
①アメリカ南部テキサス州のコンサートでステージダイヴ→スタッフに注意されるが無視→ライブハウスの警備員にフルボッコにされる。
②ニューヨークの廃墟となったロッジでトランクス一丁でライブ。
③Heart-Shaped Boxの歌詞の「プライスレス」は当時、クレカ会社の諷刺ではないかと誤解を招いた。
④カートが愛用してた「Flipper」のバンドTシャツを鏡に映すと911の数字と飛行機が映る。
⑤SappyのPVは存在する。
⑥カートが他界後、数日で友人が踏切で人身事故。一週間後ホールのバンドメンバーが薬物過敏症で死亡。数ヶ月でニルヴァーナファン数十名自殺。