怖っ!怖っ?怖い話

いろんな怖い話を集めています。

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パンク

昔、当時の彼女と、同棲してた時の話。

同棲に至った成り行きは、彼女が父親と大喧嘩して家出。

彼女の父親は、大工の親方してる昔気質。

あまり面識はなかったが、俺も内心びびりまくりの存在だった。

仕方ないから、彼女と俺の有り金かき集めて、風呂無しぼろアパートで同棲。

しかし最悪のアパートで、ゴキブリは出るし、畳は湿気ですぐ腐るし、上の階に住むバンドマン風の若者は、毎晩、大声で歌の練習するし、隣に住む老人は薄気味悪いし、、、

まぁそんな最悪な環境にも、だんだん適応しながら同棲生活を送り、俺は建築現場でバイト、彼女はカラオケボックスの夜勤で生計を立てていた。

住み始めて半年くらいして、変なことが起こり始めた。

ある朝、バイトに行くために自転車に跨ったんだが、違和感を覚えてタイヤを確認するとパンクしていた。

その日は歩いて仕事に行き、休日に自転車屋に行って修理してもらった。

その店のパンクの修理は、タイヤに穴が多い程、金額が上乗せされるんだが、確か5~6箇所は穴があいてたと思う。

自転車屋に、誰かのイタズラだろうねって言われた。

クギか何かで刺したらしい。

それから風呂無しアパートなんで、毎晩、彼女と近くの銭湯に通っていたんだが、自転車の二人乗りで銭湯まで行って、風呂入ってまた二人乗りで帰ってくる。

ある日の銭湯からの帰り、二人で銭湯の前に止めてある自転車まで来て、サドルに座ると、また違和感が。

案の定、パンクしてた。

後日、自転車屋さんに修理してもらうと、また凄い数の穴があいていた。

また別の日、彼女が自転車に乗って、一人で夕飯の買い物に行った時も買い物中にパンク。

重い自転車を押して帰宅。

他にも、二ケツで駅まで行って、自転車を駐輪場に止め、電車で遊びに行った時も、遊び終えて駐輪場に戻るとパンク。

いずれも多数の穴。

そんな事が定期的に続き、パンク修理のしすぎで、タイヤがボコボコになってしまい買い替え。

最後の方は、もう3台目くらいの自転車になってたかな。

自転車屋曰わく、タイヤごと外して新品のタイヤに変える作業に費用払うのと、安い自転車買うのとでは金額的にあまり変わらないって事だったんで、タイヤがボコボコになって乗れなくなったら買い換えていた。

それにしても、無差別のいたずらにしては被害に遭う回数が多すぎるし、ストーキングでもしない限り、こんなに何度も何度も俺たちの自転車を狙えない。

俺も彼女もイラつきのピークだった。

二階のバンドマン、隣の部屋の薄気味悪い老人、誰も彼も疑って疑心暗鬼。

極めつけが、レンタカー借りて、二人で遠くまで旅行に行った帰り道での事。

高速道路のサービスエリアにあったレストランで夕食を食べた。

食べ終えて、車に乗り込み、、、ん?と、また違和感を覚えた。

何かこの車、傾いてない?

車から降りて、恐る恐るタイヤを確認すると、右前後、二つのタイヤがパンク。

この時ばかりは、彼女も俺も、怒りよりも恐怖を覚えた。

犯人は、俺達の旅行の予定まで知っていて、タイヤをパンクさせる為に高速にまで乗る。

いったい、どんだけ恨まれてるんだよ俺達と。

盗聴器を疑い、部屋中のコンセントを分解した事もあったが、それらしき物は何もなかった。

そんなある日。

建築現場のバイト中に、俺は怪我をした。

不注意で、クギを思いっ切り踏んでしまって、病院へ。

クギが錆びていた可能性もあるって事で、結構な事態になってしまった。

家に帰り、彼女に一連の事を話した。

彼女は俺の傷を心配した後に、何かに気付いて急に暗い顔に。

しばらくして、暗い顔のまま言った。

●●君がもしタイヤだったらパンクしてたね、、、

俺もそれを聞いて初めて、この怪我と一連のパンクを結びつけた。

それまで考えてもいなかった。

しかし万が一、俺の怪我も一連のパンクと関係あるとしたら、犯人はもはや人間ではないのでは?

そうなったら、もう呪いや悪霊の類だ。

彼女は、今にも泣きそうな顔をしてる。

「考えすぎだろ」と俺は言った。

言ったものの、内心、怖くて仕方なかった。

嫌な事ばかり考えてしまう。

例えば、このぼろアパートが呪われてるのでは?とか。

けど、一番怖いのは、彼女に被害が及ぶ事。

俺は今回、怪我をしたが、幸い彼女の身にはまだ何もない。

数週間考えて、話し合い、彼女は家出した実家へと戻る事になった。

一人で、このぼろアパートに住むのは怖かったが、俺の実家は遥か地方だし帰れない。

新しいアパートを借りる余裕もない。

足の怪我で、ろくに仕事もできない。

仕方なかった。

しかし意外なことに、彼女が実家に帰ってから、なぜか自転車のパンクは全くなくなった。

同棲生活は終わっても彼女との交際は続いていたし、彼女も首を傾げていた。

それからは何事もなく月日が経っていったが、ある日、葬式があった。

彼女の父親の葬式。

その葬式の時に、彼女と彼女の母親と俺の三人で話す機会があり、その席で妙な話を聞いた。

死んだ父親は、俺の事を相当憎んでいたらしい。

大事な娘を奪った男という認識だったようだ。

彼の仕事は大工。

大工という仕事は、木材にクギを打ち付ける機会が多い。

彼は俺への恨みを込めて、木材にクギを打ち込んでいたらしい。

わら人形にクギを打つように。

「そうすると、気分がスッキリするって、あの人、言ってたわ」

そう言って彼女の母親は笑った。

ブラックジョークのつもりだったのか?

彼の行動と、自転車のパンクや俺の怪我に因果関係があるとは思えないが、それを聞いてからは彼の遺影を直視出来なかった。

【 愛テク 】

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自殺名所のつり橋

俺の住んでる県は、オカルト的な場所が少ないんだけど、俺はそう言うの大好きだから県内のオカルトポイントは、ほぼ制覇してる。

これはそのうちの一つ、自殺の名所のつり橋での話。

昼間でも見える人は見えるってほど有名なポイントなんだけど、昼間はそのつり橋の真下で芋煮会(知ってる?)とか、バーベキューやってるような場所なので夜に行って来た。

そのときの同行者は、彼女(現妻・見える人)と俺(全く見えない人)、友達カップル×2(見えるかは不明)の6人。

つり橋の上を車で通って何も見えなかったから、そのまま車を路肩に止めて川原に降りる事になった。

流石に川原に降りると、9月でも少し肌寒い。

彼女があまり拒否反応を示さないから、ヤバイ霊は居ないんだろうと安心して周囲を探検しまくってたんだけど、急に喫煙室のエアカーテンをくぐったような、飛行機のドアが開いたときのような、そんな空気の層を突っ切ったような感覚があって、ちょっとふらついた。

隣を見ると、彼女が腕にしがみついて硬直してる。

ちょっと離れた所に居る友達も、みんな動きを止めてキョトンとしてた。

もう川原に降りてから20分~30分くらい経ってるし、ちょっとヤバイかも知れないと思い、

「そろそろ帰るべ」

と促して車に戻って、またつり橋を渡って帰って来たんだけど、つり橋の上でまた空気の層を突っ切った感じがした。

山を降りたファミレスで青い顔をしている彼女に、

「大丈夫か?」

と聞くと黙ってうなづいていたが、怖い話に飢えてる皆で根掘り葉掘り聞くと、さっきのつり橋で何があったかを話してくれた。

曰く、しばらくは周りに数人の霊がジッとしているだけで何とも無かったんだけど、友達の一人がその霊にすっかり重なってしまった途端、周り中の霊が一気に俺らの周りに密集してきたそうだ。

通勤電車並の密着度で、数十の霊が俺らを取り囲んだ状態。

彼女はもう動けずに居たんだけど、霊に鈍感な俺らが「帰るべ」とか、のんきな事言って逃げ出してくれたので助かったと。

橋の上まで車の周囲を囲んでくっついてきた霊も、橋の真ん中を越えたあたりで、排水溝に吸い込まれる水みたいに橋の下へ消えて行ったそうだ。

わりと大勢で楽しく話をしながら、死にたくなるようなネガった気持ちも持たずに居たから何も無かったけど、これが1人で居たらやばかったかもって言ってた。

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母親○してきた

1 :名無しステーション :2007/05/14(月) 21:02:49.99 ID:zTcKbhLt
「なんで・・・なんで・・・」ってヒーヒー言ってたよ( ´,_ゝ`)クックック・・・( ´∀`)フハハハハ・・・
(  ゚∀゚)ハァーハッハッハッハ!!

8 :名無しステーション :2007/05/14(月) 21:05:56.34 ID:esPdn3m9
ほんとじゃなくても警察来るよ

9 :名無しステーション :2007/05/14(月) 21:06:09.74 ID:HixF6o64
>>1
真偽は別にして、ネタでもそういうことを言う奴って頭おかしいと思う。

21 :名無しステーション :2007/05/14(月) 21:10:08.87 ID:kfPxNFV6
とうとう2ちゃんから逮捕者が・・・

22 :名無しステーション :2007/05/14(月) 21:10:46.76 ID:irtDex12
母の日っていつ?

125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/17(日) 01:24:04.66 ID:FC1UpLQ60
143 :名無しステーション :2007/05/14(月) 21:55:21.26 ID:ycvXEzJc
日本橋川に右足だけ捨てるなよ>>1

145 :名無しステーション :2007/05/14(月) 21:56:30.38 ID:zTcKbhLt
>>143
両足ならいい?(´・ω・`)

158 :名無しステーション :2007/05/14(月) 21:59:05.11 ID:PSCCtobU
>>145

160 :名無しステーション :2007/05/14(月) 22:00:36.23 ID:vT6HUsK1
こういうのはネタでも気分悪くなる

162 :名無しステーション :2007/05/14(月) 22:01:45.27 ID:C0tRYRtw
本当っぽいな・・・・・。
こういうのに限って事実な罠

126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/17(日) 01:24:31.70 ID:FC1UpLQ60
228 :名無しステーション :2007/05/14(月) 22:35:21.29 ID:zTcKbhLt
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

233 :名無しステーション :2007/05/14(月) 22:36:41.19 ID:J2vrLdZs
>>228
1キタコレ!

234 :名無しステーション :2007/05/14(月) 22:37:01.30 ID:aJnOOczH
>>228
どっから繋いでんの?

235 :名無しステーション :2007/05/14(月) 22:37:15.01 ID:zTcKbhLt
( ´,_ゝ`)クックック・・・( ´∀`)フハハハハ・・・(  ゚∀゚)ハァーハッハッハッハ!!

237 :名無しステーション :2007/05/14(月) 22:38:12.97 ID:zTcKbhLt
。゚(゚^∀^゚)゚。ギャーハッハッハッハッハッハハッハッハッハッハッハ !!

243 :名無しステーション :2007/05/14(月) 22:40:10.33 ID:xSAe7zD6
>>237
2chでウソ書いて、ストレス解消したかった?

それとも、本当にやった?

127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/17(日) 01:24:58.00 ID:FC1UpLQ60
316 :名無しステーション :2007/05/14(月) 22:59:22.74 ID:zTcKbhLt
ケラケラヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノケラケラ

317 :名無しステーション :2007/05/14(月) 23:00:12.68 ID:qkqhvlLI
通報したら、もうわかったからって言われた(^_^;)
相当通報されてるぞ

319 :名無しステーション :2007/05/14(月) 23:00:48.56 ID:zTcKbhLt
プギャ━━━━━━m9(^Д^)━━━━━━ !!!!!!

320 :名無しステーション :2007/05/14(月) 23:01:40.58 ID:UKXFGWaF
スレタイがこれで>1のレスで否定してても書類送検はあるみたいだね。

341 :名無しステーション :2007/05/14(月) 23:09:38.19 ID:V/sumQrm
>>1 は母の日になにかしてあげたのかな( ´・ω・`)

128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/17(日) 01:25:17.84 ID:FC1UpLQ60
709 :名無しステーション :2007/05/15(火) 08:58:45.79 ID:eX0BWcBN
テロ朝見ろ
母親殺した少年が出頭だってよ

713 :名無しステーション :2007/05/15(火) 08:58:57.86 ID:PgOmbQuK
おいおいおいおい

714 :名無しステーション :2007/05/15(火) 08:59:01.39 ID:R69L9OHY
今ニュースやってるやつなのか?

726 :名無しステーション :2007/05/15(火) 08:59:28.68 ID:OrOs5LSy
もしかしてこれかー?

727 :名無しステーション :2007/05/15(火) 08:59:31.06 ID:GbOYoPVS
>>1
福島の17歳の少年?
(^_^;)

129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/17(日) 01:25:40.89 ID:FC1UpLQ60
817 :名無しステーション :2007/05/15(火) 09:02:25.75 ID:Jez1U891
>「なんで・・・なんで・・・」ってヒーヒー言ってたよ

生々しくて腹が立つ

856 :名無しステーション :2007/05/15(火) 09:03:02.50 ID:uvxB9T0q
うわああああああああああああああああああああああああああああああああ

859 :名無しステーション :2007/05/15(火) 09:03:06.14 ID:aAV9eVne
母親の頭部持って出頭…((((((;゜д゜))))))

867 :名無しステーション :2007/05/15(火) 09:03:15.44 ID:dtij1TeJ
お母さんがかわいそう(´;ω;`)

890 :名無しステーション :2007/05/15(火) 09:03:39.55 ID:7c7J/uNW
本当か嘘かは別にして>>1の取調べは確実か

●会津若松母親殺害事件

2007年5月15日午前7時ごろ、福島県会津若松市の会津若松署で、同市の県立高校3年の男子生徒(17歳)が「母親を殺害しました」と言って自首する。

少年は切断された女性の頭部を、通学用の黒い布製ショルダーバッグに入れて持ってきていた。

その際、応対した女性警官は生首と目が合い、卒倒して医務室に運び込まれたという。

署員が少年の自宅アパートに駆けつけたところ、布団の上で母親(47歳)が頭部を切断されて死んでおり、同署は少年を殺人容疑で緊急逮捕する。

5月16日、殺人と死体損壊の疑いで少年を送検した。

少年は5月15日午前1時30分ごろ、寝ている母親を包丁で刺し、のこぎりで首を切断した。

また右腕も肩付近から、のこぎりで切断した。

その後、インターネットカフェで夜を明かす。

そこでは米人気アーティストビースティ・ボーイズのDVDを見ている。

その後、6時20分ごろ、携帯電話でタクシーを予約し、6時50分ごろ、タクシーに乗って警察署に乗りつけた。

タクシーの後部座席にも、バッグからもれたと思われる血が付着していた。

自首した際には少年は、返り血と見られる血が付いた服を着ていた。

遺体の首と頭には、包丁で刺された傷が複数あり、手には抵抗した際に出来たと思われる無数の傷があった。

アパートの遺体の側には、血まみれの包丁と、のこぎりが残されていた。

のこぎりは数日前に、市内のホームセンターで買ったものだという。

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熊取町若者七人連続怪死事件

1992年6月から7月にかけて、大阪府熊取町で17歳から22歳の若者が連続して自殺、変死するということがあった。

一週間ごとに、それも決まって水曜日か木曜日に自殺するというミステリーで騒がれた。

事件自殺した5人については以下の通り。

6月4日(木)無職・A君(17歳)が自宅そばのタマネギ小屋で首吊り自殺

6月10日(水)土木作業員・B君(18歳)かつて住んでいた家の納屋で首吊り自殺。

6月17日(水)旅館従業員・C君(18歳)農作業小屋で首吊り自殺。

6月25日(木)熊取町在住の岸和田市職員D君(22歳)町内の森で首吊り自殺。

7月2日(木)熊取町内の女子大に通うE子さん(19歳)胸を果物ナイフで刺し自殺。

また5人の自殺の前に、2人の17歳が亡くなっていた。

4月29日(木)シンナーによって板金工のX君(17歳)が、熊取町内の貯め池に落ちて死亡。

5月29日(金)無職・Y君(17歳)が、シンナー吸引による心不全で死亡。

シンナーで死んだ2人を合わせると、死体が見つかった場所はすべて半径1.2km以内に集中している。

この狭い範囲の中、2ヶ月半で7人の若者が亡くなっていた。

自殺、不審死の熊取町の若者達のうち、岸和田市職員のD君と女子大生のE子さん以外の5人は、シンナーやバイクをキーワードに接点があった。

●A君・・・17歳。

中学3年時は、ほとんど登校せず、パチンコ店などに繰り出していた。

当時の同級生によると、B君よりも”暴れもん”という印象だったという。

卒業後は美容師の専門学校に入学するが中退、事件当時は無職だった。

1991年、B君、C君らと共に暴走族を結成。

特にB君と仲が良かったようだ。

シンナーを常用しており、B君とはバイク仲間であり、シンナー仲間であった。

●B君・・・18歳。

熊取の不良達の間では有名だったという。

A君、C君らと立ち上げた暴走族のチームでは、特攻隊長のような役割をしていた。

当時、妊娠中の彼女がいて入籍する予定もあり、新しい住まいもすでに決まっていた。

A君の葬儀では「何で死んだんや」と悔しがり、「俺たちはしっかり生きていこう」と仲間を励ましてい た。

だがその数日後、自身も自殺する。

●C君・・・18歳。

高知出身。

野球少年で、野球の強豪校に進学したが中退。

その頃、高知にやって来ていたB君の友人を通してB君と知り合い、仲間となる。

その後、熊取町にやって来て、B君の父親が経営する土建会社でB君と一緒に働いていたりした。

B君が自殺した当時は、三重県鳥羽市の旅館で手伝いをしていたが、自殺の報せを聞き、熊取町に戻ってきた。

しばらく友人達と会ったりしていたが、「以前付き合っていた女性(当時17歳)に会いたい」と思い、2人の友人を連れて女性に会いにいった。

だが、女性から「もうすぐ他の男性と結婚する」と聞き、友人に「ロープはないか」と言っていたという。

その6時間後、自殺死体となって発見される。

●D君・・・22歳。

岸和田市職員。

●E子さん・・・19歳。

鳥取県米子市出身。

地元の高校を卒業後、大阪体育大学に進んだ。

高校時代はソフトボールをやっていたが、大学進学後は陸上競技に転向した。

町内の学生寮に住んでいた。

遺書はなかった。

●X君・・・17歳。

A君・B君の中学時代の後輩で在学中に交流があった。

Y君とは同じ中学。

●Y君・・・17歳。

A君・B君とバイク仲間だった。

3人でよく熊取近辺を走っていたという。

【不審な点】

自殺とするには不審な点が多く見うけられた。

●A君の「借金を返して欲しい」というメモ以外は、誰も遺書らしきものを用意していなかった。

死ななければならない理由も思い当たらない。

●農作業小屋で首を吊ったC君は、なぜか手首を後ろ手に縛っていた状態で死んでいた。

警察は衣服に乱れのないことと、自分1人でも縛れる結び方だったので自殺と断定した。

これから死のうとする人間が、どうして手を縛る必要があったのか。

(衣服 が汚れていた、という目撃証言もあった)

●D君は、熊取と隣りの貝塚市の境界近くの小高い丘にある、クリの木でシャツで首を吊って自殺したが、そのシャツは到底手の届かない高い枝にかかっていた。

●体育大生だったE子さんは、住宅地の中のグラウンドを背にした道路で、ナイフで首と胸を刺して死んだ。

遺体は、道路沿いの細い側溝にはまっていた。

時間は、まだ人通りのある8時過ぎ。

なぜ、こんな目立つ場所での死を選んだのだろうか。

また、E子さんは陸上競技の自己ベスト記録を出して喜んでいたばかりだった。

死ぬ理由など思い浮かばない。

当日、血だらけの状態で発見されたE子さんは、意識が朦朧とする中で「違う、違う」と繰り返していたという。

●B君、C君、E子さんの3人は、以前から知人や家族に「車に追われている」と話していた。

B君は「白いクラウンに追いかけられている」と母親に漏らし、それを聞いた母親がC君に尋ねてみると「何度かそういうことがあった」と話したという。

E子さんは友人に「黒い車につけられている」と話していた。

4:本当にあった怖い名無し:2007/11/15(木)21:38:20

>当日、血だらけの状態で発見されたEさんは意識が朦朧とする中で「違う、違う」と繰り返していたという。

ゾッとした

22:本当にあった怖い名無し:2007/11/19(月)22:14:07
この事件、どこの板だか忘れたけど熊取町?か近辺のヤクザの娘をレイプした糞ガキが報復されたって言う内容の書き込み見た。

近所では有名なやくざ(エタ?)で警察もろくに捜査しなかったって。

そのやくざの家はでかいらしいとも。

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揺れる大木

2年ほど前の話。

その年の夏、俺は大小様々な不幸に見舞われていた。

仕事でありえないミスを連発させたり、交通事故を起こしたり、隣県に遊びに行って車にイタズラされた事もあった。

原因不明の体調不良で10キロ近く痩せた。

そして何より堪えたのは、父が癌で急逝したこと。

そんなこんなで、お祓いでも受けてみようかな・・・・・なんて思ってもない独り言を呟くと、彼女(現在嫁)が、

「そうしようよ!」

と強く勧めてきた。

本来自分は心霊番組があれば絶対見るくらいのオカルト大好き人間なんだけど、心霊現象自体には否定的(こういう奴が一番多いんじゃないか?)で、お祓いが利くなんて全く信じちゃいなかった。

自家用車に神主が祝詞をあげるサマを想像すると、シュールすぎて噴き出してしまう。

そんなものを信用するなんて、とてもじゃないが無理だった。

彼女にしてもそれは同じ筈だった。

彼女は心霊現象否定派で、なお且つオカルトそのものに興味がなかった。

だから俺が何の気なしに言った『お祓い』に食いついてくるとは予想外だった。

まぁそれは当時の俺が、いかに追い詰められていたかという事の証明で、実際今思い返してもいい気はしない。

俺は生来の電話嫌いで、連絡手段はもっぱらメールが主だった。

だから彼女に神社に連絡してもらい(ダメ社会人!)お祓いの予約を取ってもらった。

そこは地元の神社なんだけど、かなり離れた場所にあるから地元意識はほとんどない。

ろくに参拝した記憶もない。

死んだ親父から聞いた話では、やはり神格の低い?神社だとか。

しかし神社は神社。

数日後、彼女と二人で神社を訪ねた。

神社には既に何人か、一見して参拝者とは違う雰囲気の人達が来ていた。

彼女の話しでは午前の組と午後の組があって、俺たちは午後の組だった。

今集まっているのは皆、午後の組というわけだった。

合同でお祓いをするという事らしく、俺たちを含めて8人くらいが居た。

本殿ではまだ午前の組がお祓いを受けているのか、微かに祝詞のような声が漏れていた。

所在なくしていた俺たちの前に、袴姿の青年がやって来た。

「ご予約されていた○○様でしょうか」

袴姿の青年は体こそ大きかったが、まだ若く頼りなさ気に見え、(コイツが俺たちのお祓いするのかよ、大丈夫か?)なんて思ってしまった。

「そうです、○○です」

と彼女が答えると、もう暫らくお待ち下さい、と言われ、待機所のような所へ案内された。

待機所といっても屋根の下に椅子が並べてあるだけの『東屋』みたいなもので、壁がなく入り口から丸見えだった。

「スイマセン、今日はお兄さんがお祓いしてくれるんですかね?」

と、気になっていた事を尋ねた。

「あぁ、いえ私じゃないです。上の者が担当しますので」

「あ、そうなんですか(ホッ)」

「私はただ、段取りを手伝うだけですから」

と青年が言う。

すると、待機所にいた先客らしき中年の男が青年に尋ねた。

どうやら一人でお祓いを受けに来ているようだった。

「お兄さんさぁ、神主とかしてたらさ、霊能力っていうか、幽霊とか見えたりするの?」

その時待機所に居る全員の視線が、青年に集まったのを感じた(笑)。

俺も、そこんとこは知りたかった。

「いやぁ全然見えないですねぇ。まぁちょっとは、『何かいる』って感じることも、ない事はないんですけど」

皆の注目を知ってか知らずか、そう笑顔で青年は返した。

「じゃあ修行っていうか、長いことその仕事続けたら段々見えるようになるんですか?」

と俺の彼女が聞く。

「ん~それは何とも。多分・・・」

青年が口を開いた、その時だった。

シュ、シュ、シュ、シュ、シュ、シュ、シュ、

入り口にある結構大きな木が、微かに揺れ始めたのだ。

何事だと一同身を乗り出してその木を見た。

するとその入り口の側に、車椅子に乗った老婆と、その息子くらいの歳に見える男が立っていた。

老婆は葬式帰りのような黒っぽい格好で、網掛けの(アメリカの映画で埋葬の時に婦人が被っていそうな)帽子を被り、真珠のネックレスをしているのが見えた。

息子っぽい男も葬式帰りのような礼服で、大体50歳前後に見えた。

その二人も揺れる木を見つめていた。

シュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ、

と音を鳴らして、一層激しく木は揺れた。

振れ幅も大きくなった。

根もとから揺れているのか、幹の半分くらいから揺れているのか不思議と分からなかった。

分からないのが怖かった。

ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!

木はもう狂ったように揺れていた。

老婆と男は立ち止まり、その木を困ったように見上げていた。

すると神主の青年が、サッと待機所から飛び出すと、二人に走り寄った。

「△△様でしょうか」

木の揺れる音のため、自然と大きな声だった。

うなずく男。

「大変申し訳ありませんが、お引取り願いませんでしょうか。我々ではどう対処も出来ません」

こちらに背を向けていたため、青年の表情は見えなかったけれど、わりと毅然とした態度に見えた。

一方老婆と男は、お互いに顔を見合わし、うなずき合うと、青年に会釈し引き上げていった。

その背中に青年が軽く頭を下げて、小走りで戻ってきた。

いつの間にか木の揺れは収まり、葉が何枚か落ちてきていた。

「い、今の何だったの!?」

と中年のおじさん。

「あの木何であんなに揺れたの?あの二人のせい?」

と彼女。

俺はあまりの出来事に言葉が出なかった。

興奮する皆を、青年は落ち着いて下さい、とでも言うように手で制した。

しかし青年自体も興奮しているのは明らかだった。手が震えていた。

「僕も実際見るのは初めてなんですけど、稀に神社に入られるだけで、ああいった事が起きる事があるらしいんです」

「どういう事っすか!?」

と俺。

「いや、あの僕もこういうのは初めてで。昔居た神社でお世話になった先輩の、その先輩からの話しなんですけど・・・・」

青年神主の話しは次のようなものだった。

関東のわりと大きな神社に勤めていた頃、かつてその神社で起きた話しとして先輩神主が、さらにその先輩神主から伝え聞いたという話。

ある時から神主、巫女、互助会の組合員等、神社を出入りする人間が、『狐のお面』を目にするようになった。

そのお面は敷地内に何気なく落ちていたり、ゴミ集積所に埋もれていたり、賽銭箱の上に置かれていたりと、日に日に出現回数が増えていったという。

ある時、絵馬を掛ける一角が、小型の狐のお面で埋められているのを発見され、これはもうただ事ではないという話しになった。

するとその日の夕方、狐のお面を被った少年が、家族らしき人達とやって来た。

間の良いことにその日、その神社に所縁のある位の高い人物が、たまたま別件で滞在していた。

その人物は家族に歩み寄ると、

「こちらでは何も処置できません。しかし○○神社なら手もあります。どうぞそちらへご足労願います」

と進言し、家族は礼を言って引き返したという。

「その先輩は、『神社ってのは聖域だから。その聖域で対処できないような、許容範囲を超えちゃってるモノが来たら、それなりのサインが出るもんなんだなぁ』って、言ってました」

「じゃあ今のがサインって事か?」

と、おじさんが呟いた。

「多分・・・・まぁ間違いないでしょうね」

「でもあのまま帰しちゃって良かったんですかね?」

という俺の質問に青年は、

「ええ、一応予約を受けた時の連絡先の控えがありますから。何かあればすぐに連絡はつきますから」

「いやぁでも大したもんだね、見直しちゃったよ」

と、おじさんが言った。

俺も彼女も、他の皆もうなずいた。

「いえいえ!もう浮き足立っちゃって!手のひらとか汗が凄くて、ていうかまだ震えてますよ~」

と青年は慌てた顔をした。

その後、つつがなくお祓いは済んだ。

正直さっきの出来事が忘れられず、お祓いに集中出来なかった(多分他の皆も)。

しかしエライもので、それ以後体調は良くなり、不幸に見まわれるような事もなくなった。

結婚後も彼女とよくあの時の話しをする。

あの日以来、彼女も心霊番組を見たりネットで類似の話しはないかと調べたりしているみたい。

やっぱり気になっているのだろう。

もちろん俺だってそうだ。

しかし、だからといってあの人の良い青年神主に話しを聞きに行こう、という気にはならない。

「もしもだけどさぁ、私たちが入った途端にさ、木がビュンビュンって、揺れだしたら・・・・もう堪んないよね~」

彼女が引きつった笑顔でそう言った。

全くその通りだと思う。

あれ以来神社や寺には、どうにも近づく気がしない。

【 エヴァ 】