怖っ!怖っ?怖い話

いろんな怖い話を集めています。

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「 自宅での怖い話 」 一覧

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夜間工事

夜中にテスト勉強してたんだが、表の道でやってる工事の音がうるさい。

夜通しやんのかよ!と思ってたら、急に工事の人達が騒いでるみたいな声が聞こえてきた。

なんか事故でもあったかと思ってカーテン開けて外見たら、窓の正面から見える山の中腹あたりに白っぽく人の顔が七つ浮かんでるんだよ。

子供や若い女や老人、おっさんと老若男女バラバラに七人。

あまりの恐怖に一瞬固まってたが、我に帰ってカーテン閉めて布団に潜り込んで震えてた。

次の朝、親や学校の友人らに話したが、当然信じる奴など一人もいない。

あまりにホラ吹き扱いされるので、俺はついに切れた。

「工事の人達も見ていた筈だ。今から電話して昨日いた人を出してもらう!」

と家に帰り、電話帳で会社の番号調べてかけてみた。

友人らも親もその場に一緒にいた。

そしたら工事会社の人が

「うちはそんな夜中には工事はしませんよ」と。

ちなみに親も夜中までうるさい道路工事の音を確かに聞いていた。

その場にいた全員の背筋が凍った。

【自宅で】

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七五三

昔のことなので曖昧なとこも多いけど、七五三のときの話。

こんなことを自分で言うのは何なのだが、私は小さい頃けっこう可愛かった。

今はどうかってのは喪女だということでお察しください。

でも、小さい時の写真を見れば、髪も肩でまっすぐに切りそろえてたから、着物着たらマジ市松人形。

が、そのせいで怖い目にあったことがある。

先に言っとくと、変なオッサンに追いかけられたとかじゃない。

時期は七歳のとき、場所は祖父母の家。

七五三に行く少し前で、七五三のお参りに着ていく着物を祖母に着せてもらう練習かなんかだったと思う。

ともかく本番前に一度着物を着せてもらったんだ。

私はきれいな着物を着せてもらって嬉しくてしょうがなかった。

それを見た母は、絶対に汚さないという約束で、家に帰るギリギリまで着物を着てていいよと言ってくれて、私は着物姿のままで、祖父母の家をぱたぱた歩き回っていた。

祖父母の家は、いわゆる旧家というやつで、家の奥には今はもう物置になっているような部屋がいくつかあった。

私はそこに入り込んで、薄暗い中、古い道具の入った箱の中を見るのが大好きだった。

それでいつものように奥の部屋に入り込んで、古い道具や何かを見ていると不意にすぐ後ろに誰かが来て、

「楽しいか」

と声をかけてきた。

若い男性の声だったから上の従兄かなと思って、

「うん」

と、振り向きもせず遊びながら返事。

すると、

「かわいいね。お人形がおベベ着て遊んでいる」

もっと古風な言い回しだったような気がするけど、そんなことを言った。

振り向こうとすると

「だめだ」

と言う。

目の端に青っぽい模様の入った袴が見えたので、

「お兄ちゃんも着物着たの?」

と訊くと、

「いつも着物だよ」

「わたしね、今日はお正月じゃないのに着物着せてもらったんだよ」

と、しばらくの間、その後ろの人を相手に着物がいかにうれしいかを話していた。

なぜだか後ろは向けなかった。

すると、じっとそれを後ろで聞いていたその人は

「着物がそんなに嬉しいの?じゃあ、ずっと着物でいられるようにしてあげようか。この部屋で、ずっと着物で遊んでおいでよ。お兄さんも一緒だよ」

「ほんと!遊んでくれるの?やった!」

と嬉しそうな私に、後ろの人は続けて言った。

「じゃあ、ずっとここで一緒に遊ぼうね。約束だよ」

「でも、わたし、お外でも遊びたいよ。木のぼりとか虫取りもしたいよ」

「だめだよ。お人形がそんなことをしてはいけない」

「やだよ、お外で遊ぶもん。友達とも遊ぶもん」

「だめだよ。外に出てはいけないよ」

こんな感じの問答をずっと繰り返していると、後ろの人はすっと私の後ろにしゃがみ込んだ。

そして私の髪にさわって、静かな口調で言った。

「かわいいねえ、かわいい。いい子だから言うことを聞きなさい」

ここでやっとおバカな私は、この着物のお兄さんが従兄ではないことに気が付いた。

手元の古い道具ばかり見ていて気付かなかったけども、いつの間にか部屋は暗くなっていて、うっすら白いもやまで立ち込めていた。

「かわいいお人形だ、かわいい、かわいい……」

やさしい手つきで髪をさわっているけれど、背中が総毛立った。

「かわいい、かわいい、いちまかな、カブロかな、かわいい、かわいい、かわいい……」

少し怖くなった私は頑張って言った。

「わたし、人形じゃないよ」

「かわいい、かわいい、かわいい…」

「この着物は七五三で着せてもらったんだよ」

手がぴたりと止まった。

「七五三?」

「うん、着せてもらったの」

「もう七つ?」

ここで私は、嘘でも七つと答えなければいけないような気がした。

実際にはまだ六つで、七五三には次の週かなんかに行く予定だったんだけども、嘘でも七つと答えなければいけないような気がした。

だから答えた。

「七つだよ」

すると後ろの人は、すっと立ち上がり、今度は頭をなでて

「かわいいね。でも、もうお帰り」

そのとたん、部屋がふっと明るくなった。

慌てて後ろを振り向いたが誰もいない。

変なの、と思ったが、その後は特に気にせずそのまま遊んでいた。

でも夕方だったのですぐに母親に呼ばれて、部屋からは出た。

それでその時は洋服に着替えさせられて家に帰った。

親には一応話したけど、遊んでるんだろうと思って本気にはされなかった。

それで、次の週かその次の次だったかもしれんが、七五三に行った。

神社の帰りに祖母の家に寄ったけども、奥に行く気にはならなかった。

もしあの時『ここにいる』『六つだ』と答えていたら、一体どうなってたんだろう。

可愛いからというより、気に入られたのかもしれないけど、それ以来『かわいい』という言葉には自然と身構えるようになってしまった。

後ろに立ってた人については、いまだに何もわからない。

【乙女恋愛】

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ニュース速報

60名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:2000/09/11(月)01:54

信じがたい話ですが、マジ話。

ある日の夕方4時頃、番組途中でニュース速報が入ったんですが、内容は『アメリカ海軍の原潜が横須賀沖で座礁』ってヤツでした。

その時はヘリによる空撮映像もあり、確かに座礁してたのです。

とりあえず『新しいニュースが入りしだい…』で終了。

その後、このニュースは一切報道されませんでした。

その日の夕方のニュースでもノータッチ、翌日の新聞も無視。

確かに潜水艦が座礁している映像まで流れたんですよ…

あの日は自衛隊の『なだしお』が東京湾で実況検分を行った日なのではっきりと覚えています。

これが報道管制かとビビりました。

351名前:おお!投稿日:2000/09/13(水) 03:40

ずっと、過去ログ見ていて愕然。

NHKで米国原潜の座礁事故速報!俺も見たんだけど、誰も信じてくれなくて、自分も『寝ぼけていたのかな~。』ってずっと思っていた。

(確か昼すぎのニュースなので寝ぼけるにはおかしいのだが・・・。)

そっか。やっぱり報道はされてたんだな。

なだしお事件の記憶とも合致するし・・・。

『誤報』との訂正もないし。

映像では結構海岸にも近かったような記憶もあるから、何人かは陸からでも目撃したのでは?

【テクノブレイク】

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隣人

十年近く前のことですが、学生時代一人暮らしをしたときの隣人が変だった。

三十歳くらいの小柄な男で、引越しの挨拶に行ったらいきなり

「俺が隣でラッキーだね。なんでも教えてやるよ。ところでまさか彼氏とかいないよね?」

遠恋中の彼がいたけど、詳しく言いたくなくて

「はあ、まあ」

とか適当に答えた。

そしたら人差し指でおでこを突かれて

「見栄張んなくていいって」と。

呆然としていると手を出して

「合鍵渡しなよ。普通預けとくもんだから」

そんな話聞いたこともないし、鍵を渡す気なんてなかったから急いで自分の部屋に戻った。

次の日の夕方、ドアチャイムが鳴った。

ドアスコープから見ると、隣人。

気味悪くてドア開けなかったらドア越しに

「俺これから仕事だけど、戸締りちゃんとするんだぞ」

それからも、ほとんど毎日のようにピンポン。

「もう荷物片付いただろ?部屋見せろよ」

「合鍵早く作れよ」

「じらすのってやりすぎはよくないぞ」

その度に、彼氏がいますからとか関係ありませんからとか言い返したのに効果なし。

その男は夕方から明け方にかけて働いてたみたいで、外で出くわさないのが唯一の救いだった。

学校から帰るのも、男が出かけた頃を見計らって帰るようにした。

するとそのうち、早朝、壁をトントン叩いてくるように。

無視していると、今度はぶつぶつと愛?の言葉を呟く。

「素直になれよ」

「俺とおまえは運命の相手なんだよ」

「全部教えてやるから怖くないよ」

もう、実家に帰ろうかと思っていたとき、彼氏が県外から来てくれて泊まることになった。

その翌朝早くのこと。

夜明け前に、私はなぜか目を覚ました。

今思えば、ドアが開く音がしたんだと思う。

部屋は暗かったけど、カーテンの隙間からすこしだけ外の光が入っていて、そこに誰かが立っているのがわかった。

一瞬、彼がトイレにでも行ったのかなと思った。

でも、彼は腕枕をしている。

そこにいるのは別人だと気づいた。

その途端、ものすごい恐怖に襲われた。

声は出なくて、彼を必死で揺り起こした。

目を覚ました彼は、私の様子が変なのに気づいて、すぐにベッドから出て部屋の明かりをつけた。

そこに、隣の部屋の男が立っていた。

男は彼氏を見て呆然とした顔をしていた。

「おまえだれだ?」

と彼氏が聞くと、おびえたように

「いや、部屋を間違えて」と。

そして私に向かって、

「なんで?話が違うじゃない」

「こんなあばずれだったのかよ」

と、わめき始めた。

でも彼氏が

「警察呼ぼう」

と言った途端、男は我に返ったみたいに慌てて出ていった。

いつもは玄関の鍵は必ずかけてたのに、彼が来ている安心感でかけ忘れてたみたいだった。

彼に

「もしかしてあの男、毎日この部屋の鍵がかかってるかどうか確認してたんじゃないのか?そうでもないと、偶然すぎる」

と言われて、ものすごく怖くなった。

明るくなってから、彼が

「ちょっと調べてみる」

と言って、ベランダに出た。

ベランダは二部屋ずつ繋がってて、部屋と部屋の間は薄い板みたいなもので仕切られてる。

彼氏がその板を軽く押すと、板は簡単に外れた。

板の周囲は削られて枠より小さくなっていて、隣のベランダの側でガムテープで押さえてあった。

多分、隣の男はベランダにも出入りしていたんだと思う。

部屋の中からはよくわからなかったけど、ベランダから見ると、窓ガラスに手の跡と、顔を押し付けたような跡がたくさんあった。

その後、彼に手伝ってもらって、荷物をまとめた。

我侭を言って一人暮らしをさせてもらったので気が引けたけど、そんなこと言ってられなかった。

その後、私はそのときの彼と結婚し、今に至ります。

娘がいますが、大人になっても一人暮らしはさせたくないです・・・。

【体験談】

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白いカオナシ

やばいです。

さっきTSUTAYAにDVD返しに行こうと思って家出た。

TSUTAYAは歩いて20分位のとこにあって、俺はいつも歩いて行ってる。

都内なんだけど、畑ばっかで大きい道路外れたら車通らないし、いつもすげえ静かで暗くて、ちょっと怖い感じもあったんだけど歩くの好きだから歩いてた。

その途中に2階建てのアパートがいくつかあるんだけど、通り掛かったアパートの駐輪場みたら何かが動いてた。

(駐輪場は明かりがついてて、自転車はあまりなかった)

ちょっと距離があったんで見えずらくて、始めは自転車のカバーが風で動いたのかと思ったんだけど、気になったんで少し近づいてよくみてみたら白いシーツ?みたいなのに人が包まって、後ろ向いてなんかしてた。

ヤバイと思ったけど、体は硬直。

なんか全身鳥肌立って、すげえ悪寒した。

どうしようと思ってたら、向こうが気付いたみたいでこっち振り返った。

なんか、白いリアルカオナシって感じで、顔を真っ白く塗ってる女だった。

目があった瞬間に、向こうが「ニタァ~」って笑って、マジにヤバイと思って猛ダッシュで逃げてきた。

こういう時って恐怖で声でなくなるな。

途中で一回後ろ振り向いたら、追っ掛けてきてたけど、すごいへんな走り方(なんか、がに股で跳びはねる感じ)であんま速くなかった。

とりあえず、真っ直ぐ帰るとヤバイと思ったんで、家の方向と違う道に入って(多分見てたと思う)そっから遠回りして今帰ってきたんだけど、震えがとまらん…。

あの目が頭から離れんわ。

幽霊みたことないからわからないけど、なんか幽霊って感じじゃなかった。

でもあんな人間いるのか?

とりあえず怖い。

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昨日のその後、また色々あって、やっと気持ちが落ち着いてきたんで報告します。

今は自分の家じゃなくて友達の家にいます。

昨日投稿した後、体の震えが止まらなかったんでシャワーを浴びて、とりあえず布団にもぐった。

目つむってもあの女の顔が浮かんできて、なかなか寝れなくて、ずっと寝返りうってた。

やっとウトウトし始めたあたりで、

「ピンポーン」ってチャイムが鳴った。

(俺はアパートの一階に一人暮ししてる)

え?!と思って時計見たら3時半くらい。

また体が震えだした。

そしてまた「ピンポーン」

もしかしたら、近くの友達が携帯と鍵を落としてうちにきたのかも、と思って(今考えたら、そんとき友達実家帰ってた)勇気を出して、部屋のインターフォンとって

「誰ですか?」

「………」

返事なし。

マジで頭がパニックになって、どうしようと思ってたら、今度はチャイムを連打し始めた。

パニックになって部屋をウロウロしながら、気持ちを落ち着かせようと思ってタバコ吸った。

ほんで思い付いたのが警察に電話。

この間チャイムの嵐。

110番に電話して

「誰かが部屋のチャイム鳴らしてる」

って言ったら、近くの交番の人が今から行くっていわれた。

布団に潜り込んで震えながら待ってたんだけど、いつの間にかチャイムが鳴り止んでた。

電話して20分くらいして(4時過ぎだったと思う) 警察到着。

チャイムが鳴ってびっくりしたけど、インターフォン出たら

「警察です。大丈夫?」って。

マジでホッとした…。

ほんで鍵開けて、玄関開けたら警察の人が

「ちょっと見て。」

って言って玄関のドア(外側)指差した。

言われるままに見てみたら、玄関ののぞき穴に顔を押し付けたような白い跡と、その両サイドに白い手形。

警察の人も

「何これ?」って焦ってた。

【お持ち帰り】